アイコン 伊藤忠商事がビッグモーター事業を承継、新会社「WECARS」が発足


伊藤忠商事は5月1日、保険金不正請求問題を抱えた中古車販売大手ビッグモーターの主要事業を引き継ぐ新会社「WECARS」を発足させました。この新会社は、伊藤忠商事、子会社の伊藤忠エネクス、そして企業再生ファンドの「ジェイ・ウィル・パートナーズ」の3社が共同出資し、総額約600億円を投じてビッグモーターの事業を継承しました。

ビッグモーターは保険金不正請求問題により経営が立ち行かなくなり、経営の立て直しを図るために伊藤忠商事が新会社を立ち上げました。新会社の社長・最高経営責任者(CEO)には伊藤忠元執行役員の田中慎二郎氏が就任し、経営の再建に取り組むことになります。ビッグモーターの約250の店舗は「WECARS」のブランドに統一され、従業員約4000人の雇用は維持されますが、創業家の兼重宏行前社長らは経営には関与しません。

 

スポンサーリンク
 
 
田中社長は記者会見で「過去の経営で信頼を失った。再生、成長のためには、お客様を第一に考える組織に生まれ変わる必要がある」と述べ、新会社の方針を明らかにしました。伊藤忠グループはビッグモーターの賠償を引き継ぐ会社には出資せず、創業家との関係を持たない方針を示しています。

新会社「WECARS」の設立に関するSNSの反応は多岐にわたります。一部の人々は伊藤忠商事がビッグモーターの事業を引き継いだことを歓迎し、経営の立て直しを期待する声があります。彼らは田中慎二郎氏を含む新しい経営陣が信頼を回復し、ビッグモーターを再建していくことを期待しています。

一方で、保険金不正請求問題によるビッグモーターの信頼失墜や、創業家が経営から離れることに対して批判的な意見もあります。このような意見では、新会社の経営手法やビジョンに対する疑問や懸念が表明されています。

また、SNS上では新会社の名前やビジネスモデルに対するコメントや冗談も見られます。例えば、「WECARS(ウィーカーズ)とはどんな車を扱うんだろう?」や、「WECARSって何の略なの?」などの投稿が散見されます。

全体として、新会社「WECARS」の設立に関しては様々な意見や関心がSNS上で交わされています。

 

 

[ 2024年5月 1日 ]
スポンサーリンク
  

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧