アイコン (有)藤木産業(熊本)/自己破産申請 球磨杉の伐採・育林 倒産要約版


熊本に拠点をおく、(有)藤木産業 が自己破産申請したことが判明した。

負債総額は約2.2億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(有)藤木産業

2

本社地

熊本県人吉市蓑野町101

3

代表

藤木達也

4

創業

1959年

5

設立

2000年11月.

6

資本金

300万円

7

業種

伐採・育林

8

売上高

以前の売上高、約0.6億円

2023年10月期、約1.2億円

9

破綻 1/3

2024年5月21日.

 自己破産申請

10

申請代理人

中松洋樹弁護士(アステル法律事務所)ほか

 電話:0965-39-5368

11

裁判所

熊本地裁人吉支部

12

負債額

約2.2億円

13

破綻事由

同社は山林の伐採・搬送・育林を請け負う専門業者。新コロナ事態下、北米産木材価格の暴騰に世界中の木材も暴騰、同社の売上高は上昇したものの、もとより採算性が低く、借入金による運営が続いていた。それも限界に達し、今回の事態に至った。

 追、

日銀黒田も鈴木大蔵大臣も経団連十倉会長も130円台後半になっても「超円安は日本経済のためになると言い続けた人たち」。リーマンショック前までは確かにそう言えたがその後は、中国へ・東南アジアへ工場移転が進み、日本の製造業の空洞化は進み、極一部を除き国際競争力もなく、それに加え、大金融緩和策下、大手製造会社は不正ばかりして利益を上げ、株主還元オンリー、国内設備投資は更新のみ、従業員の給与も上げず、22年3月からの超円安下では首相官邸により下僕の国民だけが輸入品をより高く、特に生活必需品の食料品や光熱費の高騰が国民を襲っている。(今年は昨年23年比較では上昇率が低下しているが、22年と比較すれば、高い位置で上昇が続いている。この間も欧米は、物価高に対して賃金を上昇させ、負担増を相殺させている。日本はどこで歯車が狂わせてしまったのだろうか。


 

世界指標の木材価格

米シカゴ先物取引市場等

木材 Lumber (USD/1000 board feet)

月末基準

対ドル円

ドル価

日本価

18/12.

112

331

37,072

19/12.(新コロナ前)

109

404

44,036

20/6.

107

435

46,545

20/12.

103

873

89,919

21/5/7.

109

1,686

183,774

21/6.

110

800

88,000

21/12.

113

1,157

130,741

22/3/4.

118

1,441

170,038

22/6.

134

617

82,678

22/10/20.

150

533

79,950

22/12.

134

373

49,982

23/3.

132

371

48,972

23/5.

139

478

66,442

23/6..

144

531

76,464

23/7.

142

514

72,988

23/8.

145

509

73,805

23/9.

149

501

74,649

23/10.

150

546

81,900

23/11.

148

542

80,216

23/12.

141

542

76,422

24/1.

146

561

81,906

24/2.

149

565

84,185

24/3.

151

583

88,033

24/4.

157

529

83,053

24/5/31.

157

506

79,442

 

円安率

国際相場

円換算

24/5末とコロナ前比

44.0%

25.2%

80.4%

23/5

12.9%

5.9%

19.6%

 

[ 2024年6月 3日 ]
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