追報:溝ノ口魚類(株)/破産手続き開始決定 <川崎>
続報。「溝ノ口魚類(株)」は(川崎市宮前区水沢1丁目***)に所在している企業です。
同社は川崎市北部市場の生鮮魚介類の仲卸業者。ほかに干物や冷凍魚も扱い、鮮魚店やスーパーなどに卸していた。長期に及ぶ消費不況で消費者の低価格志向が強まり、高級魚が売れず、また非正規雇用拡大で共稼ぎ世帯が大幅な増加し、面倒くさい家庭での魚料理が減少、同社の売上高は低迷していた。今般の新コロナ事態では、鮮魚小売店経由の飲食店の需要も低迷し、同社は赤字経営が続き、先行きの見通しも立たないことから、今回の事態に至った。
同社は鮮魚卸で、令和6年(2024年)5月23日に横浜地裁川崎支部破産係にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)
この破産手続きに関しては、選任された増田尚弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。
スポンサーリンク
同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和6年6月24日まで。
また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年9月25日午後1時30分となっています。
当該事件は、令和6年(2024年)に発生したもので、番号は(フ)第362号となっています。
既報記事
溝ノ口魚類(株)(神奈川・川崎)/弁護士一任 鮮魚卸 倒産要約版
[ 2024年6月 5日 ]
スポンサーリンク