(株)桑の里 (旧(株)むつみ)、(株)江戸路(東京)/特別清算 豆腐・蒟蒻 負債42億円
東京に拠点をおく、(株)桑の里 (旧(株)むつみ)、(株)江戸路が特別清算の開始命令を受けた。
負債総額は約42億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)桑の里 (旧、(株)むつみ) |
2 |
本社 |
東京都八王子市泉町1473-2 |
3 |
代表 |
代表清算人:遠藤益夫 |
4 |
創業 |
1926年=大正15年/業暦:97年 |
5 |
設立 |
1984年8月. |
6 |
資本金 |
4000万円 |
7 |
業種 |
豆腐・こんにゃく製造 |
8 |
工場 |
本社工場・下妻工場・つくば工場・茨城工場 |
9 |
販売先 |
スーパー・食品商社 |
10 |
売上高 |
2020年9月期、約50億円 |
11 |
関係会社 |
(株)江戸路 |
本社:同/代表清算人:同 |
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12 |
破綻 |
2024年5月23日.(2社共通) |
特別清算手続きの開始決定 |
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裁判所 |
京地裁立川支部 |
14 |
負債額 |
約42億円 |
15 |
破綻事由 |
同社は老舗の豆腐・こんにゃくメーカー。スーパーや食品問屋などへ卸し、ホテルや飲食店などへも供給されていた。今般の新コロナ事態で資源・穀物価格が高騰、22年3月の露制裁からはエネルギー価格も高騰、それも岸田政権の超円安容認政策、現在、資源・穀物価格の国際相場は落ち着いてきたものの、日本は輸入商品を新コロナ前より4割以上の超円安価格で高く購入している。結果、同社は採算性を急悪化させ再建に着手、東京中小企業再生ファンドの支援の下、2022年11月に新会社(株)むつみを設立、23年1月までに現業部門を新会社に移管した。旧社は社名を現行名に変更後、23年3月に解散を決議し、今回の処理となった。 関係会社も同様の措置となった。 |