アイコン 太田商店(株)(愛知)/自己破産へ 非鉄スクラップ卸 倒産要約版


愛知に拠点をおく、太田商店(株)が自己破産の準備に入ったことが判明した。

負債総額は約15億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

太田商店(株)

2

本社地

愛知県豊橋市細谷町上大附193

3

代表

太田久常

4

創業

2005年

5

設立

2013年4月.

6

資本金

1000万円

7

事業

非鉄金属スクラップ卸

8

詳細

銅・アルミなど

買取・収集⇒選別⇒非鉄金属会社などへ卸

9

売上高

2023年3月期、約68億円

2024年3月期、約33億円

10

破綻

2024年6月14日.

 事業停止/自己破産申請の準備中

11

委託弁護士

菊地令比等弁護士(菊地令比等法律事務所)

 電話:1532-21-9278

12

裁判所

未定

13

負債額

約15億円

14

破綻事由

同社は非鉄スクラップの卸会社、銅やアルミのスクラップを収集し、非鉄原料として卸していた。今般の新コロナ事態において、米バイデン政権による過剰な経済対策投資(総額1.9兆ドル)により米国はじめ全世界で物価高=資源高が生じ、さらに2022年3月の露制裁により、エネルギー価格も上昇、ストラップ価格は激しく乱上下し、銅は新コロナ以前より、また、露制裁により急上昇した国際価格に加え、日本は30%~43%の超円安相場で、日本国内では高値販売され、国際商品相場と為替相場により、より異常に激しく乱高下している。同社の24年期はEV販売不振と中国経済不振で銅もアルミも国際相場が軟調、一転して10億円以上の膨大な赤字を計上、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。

追、日本は超円安に対して放ったらかし政策=容認政策を続けている。日銀を破壊した黒田氏の巨砲の玉、植田氏の玉無しでは対応できない。巨砲にはそれに勝る大筒が必要ではないだろうか。

 

銅はEVにモーター類もあり、これまでの自動車の約3倍使用し、EVの販売好調に値を上げ、昨年下半期からのEV販売の低迷で値を下げ、再び上昇している。

巨大投機筋のハゲタカ相場、実需とかけ離れすぎた博打相場となっている。

銅の動き

22年3月4.751ドル(Lbs)、

22年10月3.375ドル、

23年1月4.228ドル、

23年10月3.649ドル、

24年6月16日4.426ドル

 

金属の国際相場 と円のバーゲンセール

 

19/12.

22/5.

23/5.

24/5.

 

コロナ前

露制裁後

昨年

コロナ前比

先月

コロナ前比

対ドル円

109

128.77

139

27.5%

157

44.0%

 ↓ 国際相場

スチール

3,796

4,522

3,474

-8.5%

3,519

-7.3%

アルミ

1,789

2,787

2,246

25.5%

2,652

48.2%

2.795

4.296

3,637

30.1%

4,602

64.6%

 

[ 2024年6月18日 ]
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