アイコン 追報:(株)宮城林産/破産手続き開始決定 <宮城>


続報。「(株)宮城林産」は(宮城県亘理郡亘理町字道田西22番地の2***)に所在している企業です。

 

同社は土木工事業で、令和6年(2024年)6月5日に仙台地裁第4民事部にて破産手続きの開始決定を受けました。(官報より参照)

停止時の負債総額は約6.8億円。

資本金は2275万円。

同社は、1948年に創業され、1978年に法人化された土木工事業者。主に宮城県南部で工場や住宅用地の造成工事を行い、東日本大震災後の復興需要で2015年には年売上高約7億9600万円を達成。

しかし、復興需要が落ち着き、受注や単価が低迷。2019年頃から山林から原石を切り出して加工・販売する砕石事業を始め、2021年には売上が増加したが、採算が取れず赤字が続いていた。担当者が退職し、2023年5月に砕石事業を第三者に譲渡した結果、2023年の売上高は約2億2400万円に減少。業績回復が見込めないため、2024年5月までに全従業員を解雇し、今回の措置となった。

 

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この破産手続きに関しては、選任された米谷康弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和6年7月5日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年9月13日午後1時30分となっています。

 

当該事件は、令和6年(2024年)に発生したもので、番号は(フ)第543号となっています。

 

既報記事
(株)宮城林産/自己破産へ <宮城> 建設業倒産



 

 

[ 2024年6月19日 ]
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