アイコン 日焼けサロン「SOLE」の(株)サンライズジャパン/民事再生申請 <東京>


日焼けサロンや飲食店運営の(株)サンライズジャパン (所在地:東京都渋谷区南平台町12-11、代表:兵頭真治)は5月31日、東京地裁において民事再生法の適用を申請した。

負債総額は約33.3億円。

資本金は4750万円。

同社は、1992年に海外のタンニングマシンメーカーと独占販売契約を結び、日本、韓国、台湾での販売を目的に設立。首都圏を中心に日焼けサロン「SOLE」を展開し、2002年には年売上高約54億3800万円を達成。

しかし、日焼けサロンの減少に伴い、米国メジャーリーグをテーマにしたレストランも運営を開始。最近では「MLB café SAITAMA」「MLB café FUKUOKA」の2店舗を運営していた。

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新型コロナウイルスの影響で店舗が休業し、2020年の売上高は約18億3900万円に減少、赤字に転落。

金融機関の支援を受けながら立て直しを図ったが、直営店の閉店や「MLB café TOKYO」の閉店により、2023年の売上高は約10億円にまで減少。その結果、自力での再建は困難と判断し、法的手続きを経て再建を目指すことになり、今回の措置となった。

(株)エバーオンワードとの間でスポンサー支援に関する基本合意を締結し、同社からDIPファイナンスを受け、民事再生手続きを進める予定。

 

申請代理人は荻野聡之弁護士(電話番号:03-6864-3046)ほかが、監督委員には上沼紫野弁護士(電話番号:03-3502-6294)が選任されている。 

 

また、関連のドーモ(株)は、5月31日に東京地裁へ自己破産を申請、同日に破産手続き開始決定を受けた。同社は新型コロナの影響で売上が大幅に減少し、自力再建が困難となったため、静岡と渋谷のブライダル事業を別会社に譲渡。負債は約2.9億円で、ブライダル事業は別会社のもとで営業を継続中。

 

 
 

[ 2024年6月 2日 ]
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