長崎カジノ利権の闇(2)知事と繋がる謎の男~
令和6年7月2日(火)午後1時30分から始まった長崎県議会総務委員会は6月28日の小林克敏県議の『爆弾発言』に刺激されたのか珍しく白熱し議論が展開されていた。
江戸町の県庁跡地問題を質す浅田ますみ県議の質問は長崎市民みんなの思いであり、長崎にとって歴史的にも極めて重要な場所であり、長崎の発展の鍵を握る重要なプロジェクトである。今後の計画の推移に注目していきたい。
続いて行われた吉村洋県議の五島産業破綻問題は離島県である長崎県にとって避けては通れない重要な問題であり、谷川弥一爺の裏金問題にも繋がりかねない問題であり、決して軽い話ではない。
吉村県議に五島産業破綻問題を質問しないように圧力を掛けたY議員というのは谷川弥一爺や金子原二郎氏に近い山本啓介議員(現在・参議院議員)だと勝手に推測したが、多分間違いないだろう。やりそうである。
議員に『質問するな!』と圧力を掛けるのは谷川弥一派というか谷金党(当然、大石知事も含む)の伝統的文化でもある。
圧力や脅迫を一切受け付けない小林克敏県議が今日も強烈な爆弾を炸裂させていた。
なんと6月15日、田中愛国県議の自宅まで押し入り愛国県議に『質問はするな』と脅迫した男と、大石知事の後援会から承認もなく多額の資金を出金した男は同一人物ではないかと複数の人が証言しているとの爆弾発言である。
ということは、田中愛国県議に『質問はするな』と脅迫した真犯人は大石賢吾後援会か大石知事本人だということになる。
現職の県知事による脅迫事件への共犯の可能性まで浮上してきた。これが事実ならこれは長崎県政史上初の不名誉な事件であり、大石知事は刑事告発されている公職選挙法違反(買収罪)の結果を待たずに知事辞職も有り得る事態に発展しそうである。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次