OpenAI 最高技術責任者(CTO)ムラティ氏退任
対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を運営する米オープンAIの最高技術責任者(CTO)であるミラ・ムラティ氏が退社する意向を明らかにした。
同社では今年に入って幹部の退社が相次いでいる。
ムラティCTOはXへの投稿で「自分自身の探求の時間と余裕を作りたいため、退社する」と表明。
サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、この投稿への返信で、ムラティ氏の貢献に感謝した。移行計画については近く発表するとした。
オープンAIは現在、利益追求型への企業構造の転換を条件に、1500億ドル(約21兆円)の評価額で65億ドルを調達する資金調達ラウンドに入っている。(今年2月の時価評価額は800億ドルだった)
資金調達は完了前で、最終調整中という。
ムラティCTOの退社が今回の資金調達に影響を与えるかどうかは不明。
資金調達の文書には「重大な悪影響」条項が設けられているものがあり、会社に重大な悪影響を及ぼすような事態が生じた場合に投資家は取引から撤退することができる。
ムラティ氏(35歳)は、
コルビー大学とダートマス大学で学んだあと、2011年にゴールドマン・サックスにインターンとして入社し、2012年から2013年にはゾディアック・エアロスペースで働いた。
その後、テスラモーターズでシニアプロダクトマネージャーとして3年間、モデルXの開発に携わり、手の動きでコンピュータが動かすLeap Motion社に移った。
2018年にOpenAIに加わり、後に最高技術責任者として、ChatGPT, Dall-E, Codexの開発や社内研究や安全性チームを率いた。
2023年11月17日、サム・アルトマンCEOの解任騒動で、OpenAI Inc.の暫定CEOに就任、同年11月20日にアルトマン氏復帰で暫定CEOを退任、CTOに復帰していた。





