長崎市議会議員・梅本けいすけ、渾身の一般質問!その2
https://n-seikei.jp/2024/09/post-103969.html
9月10日の長崎市議会質問中、梅本圭介市議(56)『ながさき次世代の党』が『市長、市長、市長ちゃんと答えなさい』発言がパワハラだとして問題となっているようだが、どこが、パワハラなのか、合点がいかない。
梅本市議は、はっきりと「ここは市長、市長がご答弁ください」と申し入れしているではないか。
それに対し、市長が答弁しないで、後ろにいる市の職員が答弁したことに対し、梅本市議は『動議!暫時休憩。ちゃんと答弁しなさい。』と、正論を述べただけである。
市長ではなく職員が答弁に立ち、答弁する職員に対し、「違う、違う、そうは聞いてない。市民のためになるのか、ならないのか聞いている。質問の通告ちゃんと出しているじゃないか。ちゃんと質問の趣旨にしたがって答えなさい」と、大声で発言を止めようとしたことは事実だが、だったら、何故、鈴木市長は自ら答弁しなかったのか、市長が誠実に答弁していたら、梅本市議も大声をだすこともなかったし、市民にとっても健全な質疑応答ができたはずである。
それをしないで、鈴木市長は「職員へのパワハラに当たる」として市議会に検証と再発防止など求める申し入れを行ったというから、呆れてしまう。
そうした中、渦中の梅本市議が25日午後1時30分からの記者会見を行い、強く反論している。
「私はパワーハラスメント行為は、いたしておりません。市長が答えればすむことです。
国会においても『総理!総理!総理がお答えください』とやっているじゃないですか」
と反論している。
梅本市議も記者会見で、「悪いのは、答えない鈴木市長と議長の判断ではないでしょうか」と述べている。
一方、鈴木市長は記者の「市議が鋭い質問するのは当たり前では?」という質問に、「鋭い質問もどんどんやっていただくべきだと思う。
と、口では言っているが、最後に『しかしながら、適切に議論するための環境をつくりたい」と、述べているが、市長自らが適切な環境を壊すようなことをしているようにしか見えない。
議員と議会は行政や他の議員に対する不正行為や疑惑に対して厳しい質問や調査を行う重要な役割を担っており、相互のチェックが正常に働くことで二元代表制は機能するのである。梅本けいすけ市議がんばれ!
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次