横田建設(株)/自己破産申請 <岩手>
土木工事業の横田建設(株)(所在地:岩手県一関市大東町大原立町***)は5月1日、盛岡地裁一関支部において自己破産を申請した。
負債総額は約3.5億円。
資本金が2000万円。
同社は1927年創業、1984年に法人化され、宅地造成や区画整理などの公共土木工事を主力として事業を展開。地元自治体の除雪業務も担うなど、地域に根差した営業を続け、2018年6月期には約9億2300万円の売上高を計上していた。
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しかしその後は公共投資の抑制や、民間受注への営業力不足などにより業績が悪化。2024年6月期の売上高は約3億3600万円まで落ち込み、赤字も続いていた。競争の激化や外注コストの上昇も重なり、厳しい経営環境の中で事業継続を断念、今回の措置となった。
申請代理人は「開運橋総合法律事務所」の昆野晋也弁護士(電話番号:019-909-0902)ほかが選任されている。
[ 2025年5月 7日 ]
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