(株)柴宇、(有)海幸(鹿児島)/自己破産申請の準備中 魚養殖業者向け餌料販売
(鹿児島に拠点をおく、「(株)柴宇」、「(有)海幸」が自己破産申請の準備に入ったことが判明した。
負債総額は2社合計で約10億円。
以下要約して表にしました。
スクロール→
倒産要約版 JC-NET版 |
||
1 |
破綻企業名 |
(株)柴宇 シバウ |
2 |
本社地 |
鹿児島市桜島武町25-1 |
3 |
代表 |
柴田宇孝 |
4 |
設立 |
1990年6月. |
5 |
資本金 |
1500万円 |
6 |
業種 |
飼料・餌料の卸販売会社 |
7 |
詳細 |
養殖漁業者向け、養殖魚の餌販売 |
鹿児島湾の養殖漁業者向けに卸販売 |
||
8 |
売上高 |
2017年3月期、約29億円 |
2020年3月期、約0.8億円 |
||
9 |
関連会社 |
(有)海幸 |
本社:鹿児島市桜島武町26-1 |
||
代表:同/業種:魚類養殖業者向け餌料の卸販売 |
||
10 |
破綻 |
2025年4月28日、(2社共通) |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
||
11 |
委託弁護士 |
森本純弁護士(金子・中・森本法律特許事務所) |
電話:06-6364-6411 (大阪) |
||
12 |
裁判所 |
未定 |
13 |
負債額 |
2社合計で約10億円 |
14 |
破綻事由 |
同社は養殖業者向け飼料の販売会社。同社は兵庫県の同業の柴宇海産物(株)(解散済み)から分離独立して設立された経緯がある。柴宇海産物から多くの事業を承継し、千葉県産や三重県産も扱うなどして売上高を増加させていたが、近年、アベノミクス消費不況⇒新コロナ消費不況⇒物価高騰に伴う消費不況と消費不況が続き、魚価低迷、一方、飼料・餌料は小魚の地球温暖化による不漁で高騰が続き、販売価格は大きくは上げられず採算性悪化、販売先の養殖業者の経営破たんから焦付も発生。同社は漁協との関係を深め事業継続を図ってきたが、消費不況が続き、先行きの見通しも立たず、事業継続を断念して今回の事態に至った。関連会社はブリ・カンパチ養殖業者向け飼料・餌料を卸販売していたが、同社に連鎖した。 |