丸半椎茸(株)/自己破産へ <静岡>
シイタケ卸業の丸半椎茸(株)(所在地:静岡県藤枝市志太1***)は5月14日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約3.4億円。
資本金は3500万円。
同社は、1951年に製茶業から分離して設立された干しシイタケの加工・販売会社。全国の公営市場から生シイタケを仕入れ、自社で加工する事業モデルで、一時は年商約4億円を記録。
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しかし、家庭用の販売が伸び悩んだことや、学校給食の規制強化により売上が減少。さらに、東日本大震災による風評被害で国産シイタケの供給が不安定になり、仕入れコストが増加。業績は悪化し、2018年には売上が約1億6600万円まで落ち込んだ。金融債務の返済も困難となり、コロナ融資の負担も加わって経営が行き詰まり、今回の措置となった。
担当弁護士には、「クレセント法律事務所」の平手啓一弁護士(電話番号:03-3238-0575)が任命されている。
[ 2025年5月21日 ]
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