アイコン (株)聘珍樓 ほか1社(神奈川)/全事業停止・清算へ 日本最古の中華料理店


神奈川に拠点をおく、「(株)聘珍樓」ほか1社が全事業停止・清算したことが判明した。

負債総額は約32億円。

以下要約して表にしました。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)聘珍樓  ヘイチンロウ

2

本社地

神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-8

3

代表

林衛

4

創業

旧聘珍樓/1884年=明治17年/通算業暦:141年

5

設立

2016年4月.

6

資本金

5000万円

7

業種

日本最古の中華料理店/横浜中華街

8

経過

旧(株)聘珍樓→2016年6月(株)平川物産に商号変更

平川物産は2017年3月に特別清算開始

旧(株)聘珍樓の事業を香港の投資ファンド出資の新(株)聘珍樓が承継、日比谷店、吉祥寺店、大阪店、北九州店運営、中華ファストフード店「SARIO」を横浜で運営。

2022年6月、「横濱本店」運営の別法人(株)聘珍樓が債権者より破産の申し立て受ける。

9

旧社売上高

2007年3月期、約107億円

2016年3月期、約65億円

10

新社売上高

2020年3月期、約57億円/約6億円の赤字

2024年3月期、約46億円/約1.7億円の赤字/新コロナ発生後から5年間赤字続く。

11 

関連会社

(株)香港聘珍樓ジャパン

 本社:横浜市港北区新羽町1828-1/代表:林康弘

 業種:「聘珍樓」ブランドの食料品・菓子類の卸販売

12

破綻 

2025年5月20日、

 全事業停止/清算へ

13

裁判所

未定 

14

負債額

(株)聘珍樓が約29億円

(株)香港聘珍樓ジャパンが約3億円 

15

破綻事由

中華料理の高級食材の価格が中国の好景気などで上昇し続け、旧(株)聘珍樓は収益低下により2017年3月特別清算、事業を承継した香港の投資ファンド出資の新(株)聘珍樓が発足、しかし、その後の新コロナ事態に経営不振が続き、新コロナ後も回復が鈍く、5期連続赤字から同社は事業継続を断念して今回の事態となった。

なお、清算は特別清算になるのか、破産になるのかは不明。

 

 

[ 2025年5月21日 ]
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