米中貿易戦争 入港料徴収合戦の巻 第2関税
米国は10月14日から中国で建造された船舶、あるいは中国の海運会社が運航する船舶が米国の港湾に入港するたびに、1総トン当たり50ドル(約7100円)に設定され、その後3年間で段階的に引き上げられる。
中国で建造された船舶については、総トン数で決まり、5万トンの場合、250万ドル(約3.7億円)の入港料となる。
海運会社は中国製および中国船籍を入港させたとしても、米造船会社に造船発注した場合、その分徴収を免除されるとしている(具体的には不知)。
こうした米国の対中船舶に対しての入港料に報復して中国は、
米船舶に対して寄港時に1総トン当たり400元(約8600円)を徴収する。料金は年々引き上げられ、2028年4月までに1総トン当たり1120元に達する見通しとなっている。
ノルウェー・オスロに拠点を置く海運分析プラットフォーム、ゼネタのチーフアナリストのサンド氏は、運航中および建造中の船舶は中国製が多く、主要海運会社はいずれも高額な港湾使用料の対象となる可能性があると指摘する。「何らかの調整が加えられるだろうが、最終的に入港料が課されることになると予想している」。「海運会社はネットワークの大幅再編を迫られており、それには当然ながらコストが伴う」と述べている。
中国の海運会社は保有する船舶のほぼ全てが自国で建造されており、最も厳しい立場にある。だが、世界有数の海運会社MSCとマースクも課題に直面している。
調査会社アルファライナーのデータによると、両社が保有する船隊うち、中国で建造された船舶は約4分の1を占める。
だが、新造船の発注先は大きく中国に偏っており、MSCの発注リストの90%以上、マースクでも70%以上が中国で建造される予定となっている。
入港料導入のリスクにもかかわらず、各社は中国への発注を継続している。
ただ、造船を韓国へ発注するにしても韓国の造船所の船台は2030年まで満杯であり、竣工は2030年以降となり、トランプ政権の世ではなくなっている。
トランプが仕掛ける海運戦争
戦争相手は中国だけではない。
第2の関税ともされる米港への入港料徴収
米国製もしくは米国籍以外の車両運搬船の場合、1総トン数当り14ドル徴収、5万トンだった場合、70万ドル(約1億円)の入港料を徴収。LNG船についても徴収する。
トランプがヒステリーをMAXに引き上げた場合、レアアース輸出規制撤廃を求め、200%の関税を発効させる可能性がある。これはすでに7月にレアアースの本格輸出再開が遅れていたことから、発言していたことであるが現実味帯びてくる。(ただ、米からの半導体の対中輸出が遅れていたことに起因した中国の対応だった)
トランプは中国の4月2日の規制でギブアップしており、状況は現在も変わっていない。貿易戦争をこれ以上高じらせれば、中国はレアアースやレアメタルの輸出を停止、結果、米国では産業も経済も回らなくなる。
中国はトランプ政権の関税措置をさらに低減させるべく、現行暫定関税率30%のうち麻薬フェンタニル制裁の20%を撤廃するよう米国に要請していた。そうすれば、互いに10%の関税となり諍いはなくなる。
中国が怒った原因
●10月14日からの中国製・中国船籍船に対する米港湾の入港料中秋の新対中制裁、
●さらにトランプ゚氏の中国の核弾頭発射基地(砂漠地帯にある)を1時間以内に叩けるアフガン・バグラム空軍基地の再使用発言も中国側を刺激したものと見られる。
貿易制裁・貿易戦争は現代版戦争である。
トランプ主導で米国は世界各国に対して戦争の種をまき散らしているが、半導体やリチウム蓄電池が産業の米となっている現在、必須アイテムの市場シェアの8割以上のレアアース・レアメタルを持ち、国民に反政府言動を許さない共産党独裁政権の中国に分があるようだ。
太平洋戦争は米国らによる日本の経済封鎖・エネルギー調達手段のマラッカ海峡封鎖により引き起こされた。
トランプは中国がレアメタルの対米輸出を禁止した場合、何をしでかすかわからない。対中200%関税も現実味を帯びてきている。

↓本官はトランプなのだぁ






