テヘラン攻撃米巨大爆弾MOAB使用 ホルムズ海峡封鎖硬化 97.31ドル
イランの新最高指導者のモジュタバ師は12日、「『トランプ氏が、米国は原油価格の高騰により恩恵を受けている』と主張していることから、海峡は閉鎖されたままであるべきだ」と述べたという。
米軍は、ホルムズ海峡を石油船団に同行する「準備ができていない」と、ドナルド・トランプ大統領政権の高官は、イランが戦略的水路の封鎖を続けていると述べている米紙が取材報道している。
米、ロシア石油輸出規制一時的に解除 ただ原油価格に影響なし
12日、ベッセント米財務長官は、現在海上で滞留しているロシア産原油・石油製品の購入を各国に認める30日間のライセンスを発行し、これを受け、供給懸念が少し和らぎ、原油価格は一時96ドル台から94ドル台まで下げたが現在では96ドル台まで戻っている。日本時間13日16時50分現在97.31ドル(WTI)。
同長官は、「最も根本的な問題は解決しない。最も重要なのは、ホルムズ海峡の航行再開だ」とし、「近く、ホルムズ海峡を米海軍の護衛により、タンカー等の商船航行が始まる」と述べた。
同長官は、「中国タンカーがホルムズ海峡を航行しており、完全には封鎖されておらず、機雷も敷設されていない」と述べている(機雷敷設は数十個とされ場所も特定されていると報じられていた)。
一方で、米海軍は準備ができていないと否定的態度を崩していない。
(ベッセント財務長官やライトエネルギー長官は出番が少なく、好き勝手に述べている節がある。ライト氏は先日「米海軍護衛で商船がホルムズ海峡を航行した」と虚偽内容をSNSに投稿し、それをホワイトハウスが打ち消し、ライト氏はその後削除していた)
鬼門全長160キロのホルムズ海峡
もしもホルムズ海峡で米海軍が攻撃を受けたり、機雷で破壊されれば、ヤクザ虎組の親分でもあるトランプは激怒して、米地上軍をイランへ上陸させることだろう。
(大量の兵器を積む軍艦は速力も必要であり、艦の側板鋼板は意外と薄く、一定の衝撃ですぐ壊れ、浸水する危険性がある)
11日、米軍は10日に続き過去最大の攻撃をイランに対して行うと宣言し、テヘラン西部で爆弾の母と呼ばれる巨大爆弾GBU 43/B MOAB・・・炸薬量8.4トン。
を使用した可能性が指摘され、キノコ雲が生じた。
過去アフガンで1回だけ使用された経緯がある。
(巨大爆弾はロシアも持っており、まだ実戦で使用された形跡はなく、今回、米国がイランで使用したことから、ウクライナ戦で使用する可能性が高くなったようだ。ウクライナは供与された米ミサイルの射程が伸び、ロシアの町を直接攻撃している状況にある)
↓11日テヘラン西部への攻撃で米軍が巨大爆弾を投下
面白半分の前FOXニュースの司会者であるヘグセス国防長官、
気に食わねばヒステリックになるトランプ
では原爆以外何でもありだろう。米本土に関係ないことから外交も戦争ももはやゲーム化させている。
MOABの威力は広島型原爆の1/10程度と強大なもの。多くの一般市民が爆殺されたとみられる。

イランも真に窮鼠状態に追い来まれれば、その反撃により全長2400キロに及ぶイランの沿岸から数千~数万個の大量の機雷をペルシャ湾・ホルムズ海峡・オマーン湾に敷設もしくは投下する可能性がある。ペルシャ湾内には2200隻の商船が停泊したままとなっている。
1991年のイラク戦争ではイラクがペルシャ湾北部に1300個の機雷を敷設、その掃海に3ヶ月半を要した。
中国、
12日、中国政府は、中国国有石油大手の中国石油化工(シノペック)が商業石油備蓄から1300万トン(9500万バレル)を放出するよう求められたが拒否した。
業界推計によると、世界最大の石油精製能力を有するシノペックは、日量約400万バレルの原油輸入のうち6割近くを中東に依存している。
ただ、米・イスラエルとイランの軍事衝突で中東の輸出が脅かされているため、処理量に換算して約19日分の原油放出を求めていた。
また、中国政府は複数の石油精製業者に対し、戦略石油備蓄は現時点で放出禁止だと伝えたという。
調査会社ボルテクサや貿易業者によると、中国の戦略備蓄は推計約9億バレル。78日分の輸入量に相当する。
中国政府は、イラン戦争が長期化すれば、窮鼠のイランがホルムズ海峡を機雷で完全封鎖する可能性があり、備蓄の放出は今ではないとみているのかも。
UAEのルワイス製油所(精製能力90万バレル/日)も攻撃を受け、生産を停止している。
中国は米国に精製油=ガソリンを大量に輸出しており、この間、ガソリン価格が米国でも急騰、中国はすでにガソリン輸出を抑制していたため、価格が高騰しやすくなっており、米国ではガソリン価格が15%以上上昇している。米経済の悪化を狙っている可能性もある。
中国は国営石油会社が中東産などを輸入し、民間は安価なロシア産を輸入し、石油精製品を海外へ輸出している。中国としてみれば、安価なロシア産原油を輸入して、それを精製して米国へ安価に売り付け儲けている構図となっている。
トランプは原油価格の高騰にすでにギブアップし、原油価格の高騰は米国の利益になると開き直っている。11月5日は中間選挙だ。ただ、米連邦議会の議員たちはほとんど好戦議員ばかりのようだ。
戦争大好きな超大国の人たちが世界を動かしており、なるようにしかならない。
収拾がつかない仲介者も警察もいないヤクザの抗争と同じ。





