アイコン へっぴり腰の日銀に早期利上げ論台頭か


6月16日の日銀会合は、食品物価・生産者物価高騰の中、半年ぶりに0.25%利上げし1.00%にした。

輸入に依存した穀物や食材、食料インフレが高止まりしているにもかかわらず、政治的に公共料金(高校授業料)を無償にし、全体のインフレ率を引き下げ、政治はインフレ率低下とニンマリ。

2020年平均を100として、今年5月の生鮮除く食料品は129.0、水道光熱は119.9、半導体高騰もあり家電家具は124.8、宿泊費はインバウンドに酔い172.3(2019年比では50%上昇)と上昇を続けており、日本人離れを加速させている。

6月の利上げでは、本来、円高に振れるはずの為替、対ドル円161円台に逆安、片山蔵相も160円の攻防に失敗・敗北、161円台に突入させている。

 

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米国が7月23日のFOMC会合でFRBが利上げに動けば、日本円は165円前後に至ると予想されており、こうした中、日銀内部では早期に金利再引き上げ、さらなる円安に歯止めをかけるべきだとする声が上がっているという。
政権は超円安になって物価が上昇しても賃金を増やせば問題ないとする政権、経済基盤が昔より弱い中、一歩間違えばスーパーインフレに突入する危険性すらある。
(米国はトランプがFRB議長にリフレ派を送り込んだものの、インフレ率の上昇に6月は利下げには動かなかった。6月もインフレ率が高止まりすれば、いくらリフレ派でも金利を引き上げる可能性がある。)

今回の日銀の再利上げ論は、現政権は日銀に数名のリフレ派を送り込み、中間を含め金利低下のリフレ派が台頭している中での動きでもある。市場では次回の利上げは12月と目されている。しかし、早期利上げ論が6月利上げしたばかりの時期に台頭してきている。

米国は2月のインフレ率は2.4%、トランプのイラン戦争により3月は3.3%、4月は3.8%、5月は4.2%と中間選挙を控えたトランプの尻に火が付き、その火消しに、自ら仕掛けたイラン戦争撤退となっている。
(米国の2月のエネルギーインフレ率は0.5%、5月は23.5%まで急上昇し、ガソリン価格が3割上昇し国民不満が蓄積)。

日本は経済安保意識が欠落、何でも輸入に依存する現在の日本の政治家は、円のバーゲンセールを続けている。
22年3月の露制裁・原油暴騰を機に安全資産の円とスイスイフランは再評価され、スイスフランは安全資産として再評価、日本の円は投機対象に変貌し、対ドル円は新コロナ以前より▲50%円安の161円台、スイスフランに対しては▲80%円安の199.26円、不動産バブル崩壊で経済低迷の中国の元に対しても▲65%円安の23.72円となっている。

経済自由化を標榜してきた米国、トランプ出現により米国第一主義に変貌、門戸開放政策の中国は日本に対する輸出規制により、日本は全面自由化を再検討すべきところ、国内政策を見直しもせず、自由化を中南米へさらに拡大させている。
政治家たちは食糧安保により守るべき米さえ暴騰させているが、安価な外国米の輸入を拡大させる政治的な策略の可能性すら見え隠れする。
 
 2023年4月のバフェット効果により、日本株は今や天井知らずの10万円へ向けまっしぐら、その株価上昇の原動力は世界から日本へハゲタカたちが押し寄せたことにある。  
そうしたハゲタカたちのおもちゃになっているのが、東証市場であり、堂島のコメ先物取引所、為替市場ではないのだろうか。
ハゲタカたちにとって株価を上げなければ売却時、円の為替安で損する可能性もあり、東証株価はそれ以上に上昇させる宿命を帯びている。

何かをきっかけに株価が急落に陥れば、ハゲタカは所有する日本株(円)を売って資金を引き揚げ(ドル買い)、現在の超円安がさらに急激に進む可能性もある。
誰かさんは、政治と現実に押しつぶされ、寝込んでしまった昨今。

 

 

[ 2026年6月24日 ]

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