アイコン 資源高、機器配線が銅線からアルミ線へ 導電率63% 太くしても安価


資源価格は需給バランスにより決定しているが、供給側の異変でもバランスが崩れ高騰する。
最近では2022年3月のロシアのウクライナ侵攻に伴う西側各国の露制裁により、原油やアルミが高騰、2026年2月28日のイラン戦争により、高騰していたが、終戦交渉へ進み、下落しているものの、狂人トランプのTACO行動により、終戦にはまだ距離がある。
 プーチンやトランプは世界経済にとって最悪な狂人たちとなっている。

イラン戦争で影響を受けているものは、原油、天然ガス、ナフサ、アルミ塊、硫黄利用の肥料、銅生産などがある。

 

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今回は、銅とアルミを取り上げてみた。
資源高、特に銅相場の上昇は
2021年の世界的なEV元年に始まり、
2021年秋からの米バイデンインフレにより上昇、
2022年3月の露制裁により上昇、
ガソリン車の3倍の銅線を使用するEVの販売増によりさらに上昇
EV人気が陰り下落
2024年からはデーターセンター向け電力需要増、その配線需要増により上昇
2026年3月からはトランプ×イラン戦争により、中東産硫黄が輸出停止、最大の輸入国の中国は、硫安など肥料製造用と銅鉱から銅を抽出する過程で用いる硫酸の輸出を停止(
自国の肥料製造用使用するため)、銅を生産しようにも生産必須アイテムの硫酸がなく銅の生産が限られ、銅価格が上昇しているもの。

現在の銅のニ-ズは既存のモーターや電線・配線・配線基盤、電化電子製品などのほか、最近ではEVモーター用、データセンター向け電線用などの拡大が続けている。

一方、アルミは、
露制裁による資源高で高騰、
トランプイラン戦争では、ホルムズ湾封鎖により、安価な発電力を生かしアルミの精錬を行っているバーレーンとUAEの出荷が滞り急上昇
トランプイラン戦争が終戦交渉段階に入り、ホルムズ海峡は解放へ向かい、原油価格とともにアルミ価格も下落している。
ただ、エネルギー効率化の要請にあり自動車は軽量化が求められており、車両本体などでのアルミ板の使用率は上昇が続いている。

アルミは、資源高の影響を受けたものの、銅のように値上がりにはなっておらず、その価格差は、銅はアルミの3.7倍。
直近では4.3倍となっており、1ポンド当たり銅は6.11ドル、アルミは1.41ドルとなっている。

ただ、アルミの導電率は銅の63%に留まり、線を太くする必要があるが、スペースに問題のない機器については、アルミ電線の太さを1.6倍にしても、安価なことからすでに切り替えを進めている企業も多くなってきているという。自動車の場合には軽量化も図られる。
テスラ、フェラーリ、BMWの新型車の一部に適用、ダイキンも製品の一部でアルミ配線を使用しているという。
以上、報道なども参照


スクロール→

銅とアルミの先物相場推移

TRADING-ECONOMICS版 換算:2204.62

価格比

 

7/11

アルミ

換算

7/11

/アルミ

月末価

/Lbs

 

/T

/Lbs

 

 

19/12.

2.775

124.6%

1,819.5

0.825

72.9%

3.4

20/12.

3.519

77.1%

1,980.8

0.898

58.8%

3.9

21/12.

4.463

39.7%

2,807.5

1.273

12.1%

3.5

22/3.

4.688

33.0%

3,450.0

1.565

-8.8%

3.0

22/12.

3.810

63.6%

2,378.0

1.079

32.3%

3.5

23/12.

3.880

60.6%

2,384.0

1.081

32.0%

3.6

24/12.

4.036

54.4%

2,493.5

1.131

26.2%

3.6

25/12.

5.781

7.8%

3,023.1

1.371

4.1%

4.2

26/3.

5.587

11.6%

3,429.6

1.556

-8.3%

3.6

26/4.

5.926

5.2%

3,481.4

1.579

-9.6%

3.8

26/5.

6.359

-2.0%

3,675.0

1.667

-14.4%

3.8

26/6.

6.192

0.7%

3,098.2

1.405

1.6%

4.4

26/7/10.

6.233

0.0%

3,146.3

1.427

0.0%

4.4

 

 

 

[ 2026年7月13日 ]

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