トランプのイラン戦争長期化、経済への重し原油 フーシ派、紅海ヤンブー沖船舶攻撃
トランプは政治を・外交をゲーム化しており、いっ時も動きを止めず、今や老人性頑固病も併発し、イラン戦争も引くに引けなくなり長期化、早期決着の思惑が大きく崩れ、物価高のまま11月3日の中間選挙に突入する動きとなっている。
トランプは、すでに3期目は狙わないと言明しており、下院でトランプ党=共和党が負けても任期期間中は大統領令を乱発して時間稼ぎを行い、好き放題に政治を行うものとみられる。
すでにトランプはイランに対する大規模攻撃は、ヴァンス副大統領とケイン統合参謀本部議長が反対して中止になったが、国防長官がこれまでに黒人など嫌いな軍参謀の首を切り続け、参謀たちはヘグセスにヨイショする人物ばかりになり、ヘグセスもトランプに兵器の在庫状況を報告しなかったことが問題となった。
ここに来て制服組のトップであるケイン統謀議長が、このまま大規模攻撃に行えば、兵器不足から、本土防衛も危機的状況に陥るとし、やっと、ホワイトハウス全体に周知させた。
トマホークはこれまでに1200発あまりをイラン攻撃に使用、日本も購入したトマホークを米軍へ貸与している。
PAC3はウクライナやイスラエル、中東各国への供与、中東の米軍基地や施設の防衛に(基地20ヶ所前後/施設も含めれば計数十ヶ所)使用している。
すでにイラン戦争以前に、PAC3やTHAADは中東以外の世界の米軍基地や欧州・日本など同盟国への売却分も借用し、中東に集結させているものの、それでも足りなくなっている。
150ミリ砲弾も2023年にはバイデン政権がウクライナに供与し続け、本国の砲弾が足りなくなり、韓国から100万発以上を借用し、バイデンは借用した砲弾もウクライナに供与している。
●150ミリ砲弾も生産に1年余りが必要であり、兵器メーカーに増産体制を取らせても設備投資も含めての予算も絡み、1年で回復する可能性は極めて低い。
●艦対地の巡航ミサイルトマホークはイラン攻撃前の水準まで在庫を回復させるには2030年以上かかるという、
●PAC3やTHAADも2029年までかかるとされている。
(THAADは韓国の米軍基地星洲からも中東へ大半を移動させている)
こうした兵器の状況を保守急進派のヘグセス国防長官はトランプに報告せず、攻撃の急先鋒になっていた。
今回、統合参謀議長の反対により、各種ミサイル不足が明らかになり、トランプは自らとヘグセスの攻撃計画を否決し、中止にしている。
ヘグセスは陸軍歩兵OB、FOXニュースの司会者で超保守のメディア王マードックの子分、マードックとメタニヤフとの関係は深いとされている。この2人がトランプにイラン攻撃を持ち掛けじっこうさせた人物たちとされている。
現在も米×イランの小規模戦争は継続中、WTIの原油価格は80ドルから下がらなくなっている。米のガソリン価格も一時より下がったものの、戦前の1ガロン20ドルが現在30ドルまで上昇している。
トランプはイランを兵糧攻めにするとして、ホルムズ海峡を通過するイラン関係船舶を攻撃しており、イランも米軍が封鎖を解除しない限り、ホルムズ海峡を封鎖したままにするとしている。
まだ数百隻が滞留するペルシャ湾の船舶が身動きできなくなっている。(イランは海峡通航を許可制にしている。申告なければ攻撃。イランに事前申請せずイランの指定外航路を通航し、イランが設置した水中機雷に接触して航行不能になった船舶も発生している。米軍によるホルムズ海峡での機雷設置探査もろくに行われていないようだ)
イスラエル軍のレバノンやヨルダン川西岸・ガザのパレスチナへの攻撃を続けており、米×イランの包括停戦交渉も暗礁に乗り上げたままになっている。
フーシ派がサウジ船攻撃、ヤンブー沖
こうした中、親イラン派のイエメンのフーシ派が、サウジの紅海の原油や石油精製品の積出港であるヤンブー港沖の紅海でサウジ船舶を攻撃、サウジの国営海運会社も攻撃を受けたことを認めている。
これが事実だとすれば、米軍の紅海での防衛体制もすでに崩壊状態とみられる。イランン攻撃に従事していた米空母ジェラルド・フォード艦隊は紅海に従事していたが3月上旬に火災を引きおこし戦線離脱、ギリシャで修理して紅海へ戻ったものの、ベネズエラ圧迫・攻撃に参加、そして中東と長期に従軍しており、米国へ帰還させ、変わって中東へ空母ブッシュを派遣している。空母ブッシュが中東のどこの海域に派遣されたのかは不知。
空母フォードの火災・修理時も艦隊は紅海に陣取り、イラン攻撃を続けていたが、母艦の旗艦に艦隊前部が母校へ帰還している。
イランの攻撃に避難先のサウジの基地に駐機中の空中偵察機も破壊されており、情報収集能力が大幅に落ちている可能性も高い。
米軍から情報が入れば、サウジは紅海側にも大量の迎撃ミサイルを配備しており、ヤンブー沖合でサウジ船舶がミサイルにより被弾することはないとみられる。
サウジの米製のミサイルや戦闘機などは米軍のシステムに組み込まれているはずだ。サウジ連合軍とフーシ派の戦争は2015年から停戦の2022年3月まで、米軍が空中偵察機や偵察用ドローンの情報に基づき、フーシ派の拠点を空対地ミサイルなどで空爆していた。
主人公のトランプは、サッカーに続き、建国250周年を祝い、ワシントンの公道を利用してFIレースを開催するという。
老人性飽き飽き症候群、すでにイラン戦争には飽きてきているようだ。
連邦議会で、共和党議員の97%が狂人トランプ党員、トランプ一色。
以上、





