アイコン 7月の外食産業の売上状況


日本フードサービス協会が発表した7月の外食産業の売上高の状況は、天候が比較的安定し、客数、売上ともに回復した。全体の売上高は前年同月比6.8%増となった。

<全体概況>
7月は台風の影響を受けた前月から一転、比較的天候が安定したため、全体的に客数は回復した。西日本を中心に酷暑日があったものの、記録的な猛暑に悩まされた前年と比較して、極端な高温が和らいだことも客足にプラスとなった。外食産業全体の売上は前年同月比で6.8%増となった。
各社はコラボキャンペーンなどさまざまな施策を展開して集客に努めているが、お得なキャンペーンなど消費者の値頃感への訴求の有無が集客を左右する状況も散見され、引き続き難しい舵取りを迫られている。

 

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<業態別概況>
<ファーストフード業態(FF)>

• FFの全体売上は7.5%増となった。
• 「洋風」は、一部ではシステム障害によるメニュー制限が客数に影響したが、引き続き期間限定商品やお得な商品のキャンペーンなどが好評で、売上7.6%増となった。
「和風」は、人気メニューの復活や人気ゲームとのコラボなどで、売上9.5%となった。「麺類」は、各社客数はまちまちであったが低価格業態の好調と店舗増により、売上7.2%増。
「持ち帰り米飯/回転寿司」は、引き続き「回転寿司」の一部で拡充した低価格帯メニューが集客を増やし、売上3.9%増となった。
「その他」は、「アイスクリーム」が人気ゲームとのコラボキャンペーンで客数が大幅に増え、売上は7.8%増となった。

<ファミリーレストラン業態(FR)>
• FRの全体売上は5.7%増となった。
• 「洋風」は、低価格業態の好調が続いているが、各社の客数はまちまちで、単価上昇が売上を押し上げて6.1%増に。
「和風」は、天候が回復したものの、夏季の帰省シーズンを前に客数が思ったほど伸びず、売上は客単価と店舗の増加により3.5%増。
「中華」は、引き続きボリューム感を強調した麺類メニューが男性客中心に好評で、売上は6.0%増。
「焼き肉」は、客数は各社まちまちであったが、グランドメニューの刷新などで集客好調となったところがあり、売上は8.2%増となった。

<パブ・居酒屋業態>
• 飲酒業態は、天候が安定したことに加え、一部のスポーツ観戦ができるパブレストランがサッカーW杯で引き続き集客好調、また地域コミュニティの宴会の受け皿として集客に成功したところも見られ、「パブ・居酒屋」の売上は5.2%となった。

<ディナーレストラン業態(DR)
• 大阪エリアでは昨年の万博の反動で振るわないところもあったが、天候の回復とともに、週末の家族需要は堅調、ボリュームアップキャンペーンなどの好評とあいまって、売上は9.5%増となった。

<喫茶業態>
• ブランドキャラクターのグッズキャンペーンによる集客や客単価上昇などで、売上は4.4%となった。
以上、

26年7月分、外食産業の売上状況 前年比較

業態 売上高 客数 客単価 店舗数 前年比
全 体 6.8 3.2 3.5 37,272 1.1
ファーストフード計 7.5 3.9 3.4 21,840 1.9
洋 風 7.6 2.5 4.9 6,284 2.1
和 風 9.5 6.7 2.6 5,432 2.5
麺 類 7.2 3.0 4.1 3,472 3.5
持帰り米飯/回転寿司 3.9 2.2 1.6 4,182 0.0
その他 7.8 5.3 2.4 2,470 1.4
ファミリーレストラン計 5.7 2.0 3.6 9,538 -0.3
洋 風 6.1 1.7 4.3 4,306 -2.0
和 風 3.5 0.5 3.0 2,590 2.0
中 華 6.0 3.8 2.2 1,245 1.8
焼肉 8.2 6.1 1.9 1,397 -1.0
パブ・ビアホール 5.6 3.7 1.8 281 -1.1
居酒屋 5.1 3.7 1.3 1,872 -0.4
ディナーレストラン 9.5 5.4 3.9 1,010 1.8
喫茶計 4.4 1.0 3.4 2,507 0.8
その他 9.6 -2.3 12.1 224 -1.3

 

[ 2026年8月26日 ]

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