アイコン ダイエー 鹿児島で和牛の一貫生産へ 年500頭飼育目指す

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イオン傘下のダイエーは、食用和牛の繁殖事業に参入する。
和牛を肥育している鹿児島県鹿屋市の子会社「鹿児島サンライズファーム」で、2020年までに年500頭の繁殖を目指す。
子牛価格は近年急騰しており、自社で繁殖から肥育まで手掛けることでコスト削減を図る。
将来的には、高齢化で廃業する繁殖農家の経営を継承することを視野に規模拡大を図る。

「鹿児島サンライズファーム」は、1970年から子牛を購入して育てる肥育事業を展開し、現在は同県内で年約4600頭を飼育している。
「さつま姫牛」という独自ブランドの和牛をダイエーやイオンの店舗などで販売している。

鹿児島サンライズファームによると、高齢化による繁殖農家の減少などで子牛価格はこの5年で倍近くに急騰。担い手不足による繁殖農家の減少は今後も続くと見込まれることから、繁殖事業参入を決めたという。
自社で繁殖して育てることで、子牛を購入するのに比べ1頭当たり約3割のコスト削減が図れるという。
昨年12月から繁殖用の雌牛の購入を始めており、現在は約40頭を飼育し、今年9月には、初めての子牛が生まれた。
以上、

桜島の東方大隅半島の中央部に所在する鹿屋市は、国立鹿屋体育大学と海上自衛隊鹿屋航空基地が有名だが、サツマ芋の産地でもあり農業が盛ん、また、豚・牛の畜産業も盛んだが農業人口は高齢化が進み減少傾向にある。
畜産業を大手が経営することで安定的に生産され、また、安定的な職場も確保される。こうした大手企業が取り組まない限り、農業は天変地変に左右され、安定的な経営はできない。

票に繋がらなくなった農協解体目的の有識者会議による国の補助金付の農業参入奨励制度は、小規模事業者の素人の農業参入により、自然現象に耐えられず、放棄し、農業をさらに悪化させることにもなりうる。それほど、農・畜産業は難しい。
既存の農・畜産業者に補助金を与えて事業改善させたほうが賢明だろう。すでに地方によっては、農・畜産業者が共同して効率経営を目指す動きが活発化している。官主導はろくなことはない。
小泉の倅は親の郵政潰しの後追いを政治生命のテーマにしても評価されない。親の時代とは環境も大きく異なっている。

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[ 2017年9月21日 ]

 

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