アイコン 北朝鮮の核放棄はどこまで真実か

 

 

3月6日、韓国の文大統領は、北朝鮮の韓国平昌冬季五輪への参加と文化支援の返礼として、大統領特別使節団を北朝鮮へ訪問させた。そこで金正恩朝鮮労働党委員長は、非核化と米朝会談の用意があることを表明、その親書を持ち、特別使節団は8日米国へ飛んだ。

3月9日、米トランプは韓国使節団との会談後、使節団に5月(その後6月上旬)に米朝会談が実現すると発表させた。
3月25日、金正恩、中国公式訪問

<北朝鮮の表明内容>
1、北朝鮮は、朝鮮半島非核化の意思を明確にし、体制の安全が保証されれば核を保有する理由がないという点を明白にした。
2、北朝鮮は非核化問題の協議と米朝関係正常化のため、米国と虚心坦懐に対話する用意がある。
3、対話が続く間、北朝鮮は追加の核実験および弾道ミサイル発射実験など戦略的挑発を再開することはない。

<核実験中止・北部実験場の廃棄・大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の中止表明>
4月20日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、党中央委員会総会で「我々にはいかなる核実験、中・長距離ミサイル、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射も必要なくなった」と述べた。総会では21日から核実験とICBM発射実験を中止し、北部の核実験場を廃棄することを決定した。

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<問題点>
1、金正恩の非核化表明は、朝鮮半島の非核化の意思表明であり、保有する核爆弾を放棄するとは言っていない。
その条件に韓国駐留米軍の存在が議題に上がる可能性がある。

2、核実験場の廃棄は、昨年9月3日の核実験で大規模な陥没を発生させており、これまで5回とも同じ山一帯に各方向に向けトンネルを掘り実験しており、これ以上の実験は、山塊崩壊・放射能の外部流出が懸念されている。

3、寧辺の核研究開発施設を廃棄するとは述べていない。

4、ICBMミサイルの発射実験、残る実験は、実際、小型化した核を搭載した通常飛行での実験だけを残しており、太平洋に向けた実験だけ。米国の軍事圧力よりほとんど不可能に近い状況。

5、米国が、北が核爆弾とICBMを放棄するとしても、どこまで北朝鮮の言いなりになるか不明。

6、日本にとっては、北朝鮮の短・中距離弾道ミサイルの廃棄も必要。
しかし、日本は空対地ミサイルやトマホークを対米黒字減らしからも購入予定であり、北朝鮮だけに廃棄させることには無理があろう。
(日本は空対空ミサイル・艦対艦ミサイル・艦対空ミサイルなどは保有している。日本は核爆弾、短・中・長の弾道ミサイルなど作ろうと思えばすぐ作れる)
また、韓国は北朝鮮に向けた、国産の長距離巡航ミサイルや空対地ミサイル・地対地弾道ミサイルをすでに多数保有している。
(竹島問題では、日本は韓国の仮想敵国になっている。竹島問題ではその後、北朝鮮も韓国に同調してくる)。
尖閣の奇襲占領計画も立案されているという中国の脅威もある。
日本は拉致問題解決に集中すべきで、二兎追う者になってしまう。それも人任せで自ら追うものでもない。

7、以上、北の核の完全廃絶と米国を相手にしていないというICBM放棄だけが、まず議案に上がる可能性が高い。

8、米国は北の核廃棄では、リビア方式を念頭に交渉に当たる予定。1~1.5年以内に完全廃棄させるため、核関連施設の解体と、核爆弾等主要部分を米国へ持ち帰り解体するというもの。
一方、北朝鮮は、すべての交渉が済むまで、すでに所有する核やICBMは放棄しない方針と見られる。
韓国は、従北政権であり、北朝鮮と同調する見込み。中国も韓国と同じ。
(韓国は、南北終戦宣言とともに、中国制裁解除に向け、駐留米軍配備のTHAADを撤去させることを第一義としている。)

9、米トランプは、すべての焦点を中間選挙に向けており、北朝鮮との核廃棄交渉も支持者を増加させることから、共和党を勝利に導く道具として利用している。(このままでは負け、来年からレイムダック状態に陥る)。
北朝鮮を攻撃したとしても、戦争好きな米国民であり、支持率は上がる。

 

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[ 2018年4月23日 ]

 

 

 

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