アイコン 米司法省 米国籍中国人の元CIA工作員 2重スパイで起訴

 

 

米司法省は8日、米国の国防にかかわる機密情報を隠し持っていた疑いで今年1月に逮捕された中央情報局(CIA)の元職員、ジェリー・チャン・シン・リー容疑者(53/中国人)を機密情報の不法所持とスパイ共謀の罪で起訴したと明らかにした。

同省によれば、リー被告は米市民権を持ち、かつてCIAに工作担当要員として勤務していた。
退職後、香港に住んでいた2010~11年に中国の情報当局者2人から持ち掛けられた取引に応じ、金と引き換えに機密情報を渡していたという。
中国当局は、この情報を基に、米国に雇われていた現地の中国人工作員を特定し、十数人を殺害または収監したとされる。
米紙ニューヨーク・タイムズは、CIAのスパイ活動がこれによって異例の打撃を受けたと報じた。

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リー被告は2012年に家族とともにいったん帰国した。この時に滞在したホテルを連邦当局が捜索したところ、CIA職員や覆面工作員、秘密施設の情報を手書きしたメモと、機密情報の入ったUSBメモリーを許可なく持っていたことが分かった。

被告はバージニア州に滞在した後、香港に戻ったが、今年1月にまた帰国。入国と同時に機密所持の容疑で逮捕されていた。
この時点で、中国とのスパイ共謀容疑には問われていなかったが、バージニア州の連邦大陪審は両方の罪状で起訴する判断を下した。
以上、CNN参照

米国の中国人は、中国の諜報機関がすべてマークしている。孔子学院や学生・会社員・研究員・政府職員などなど、そうした誰でもがスパイの可能性を秘めている。

中国人は民族的に愛国意識が昔から強く、普通以上の人物は特に強い。米CIAがそうした資料を持つ立場にまで中国人に職責を与えていたことが大きな問題。ましてや、香港に住むなど、退職後のチェックもできない。
人種差別ではなく、国家のセキュリティの問題だ。

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[ 2018年5月10日 ]

 

 

 

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