アイコン 富士通 量子コンピュータ並の計算速度のコンピュータ開発・サービス開始

 

 

世界各国で開発が進められている量子コンピュータに匹敵するという桁違いの計算能力を持つ新型の国産コンピューターが実用化された。
「FUJITSU Quantum-inspired Computing Digital Annealer(デジタルアニーラ クラウドサービス)」として提供され、宅配のルート選択やがんの治療など幅広い分野で活用が期待されている。

量子コンピュータは、カナダのベンチャー企業が、膨大な数の組み合わせから最適な解を選ぶ「組み合わせ最適化問題」の処理に特化したものをすでに実用化している。
富士通は、この「組み合わせ最適化問題」を従来の電子回路を使いながら、量子コンピュータに匹敵する能力で処理できるという新型のコンピュータを開発し、今月からサービスの提供を始めた。

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現行の量子コンピュータ(量子アニーリングマシン)では「物理的に近接した素子同士しか接続できない」というハードウェア面での制約があるため、実用規模の問題を扱うには技術的課題が多いとされている。量子コンピュータと違い、部品を超低温に保つ必要もないため、大がかりな装置がいらない。

富士通研究所では2016年10月、「高い設計自由度」や「ノイズ耐性」というデジタル回路の利点と、量子現象に着想を得た高速性を併せ持つ、組み合わせ最適化問題専用のアーキテクチャ「デジタルアニーラ」を発表していた。

富士通では、人手不足が深刻な宅配業務を効率化するために最適なルートを選んだり、がん治療で放射線を当てる最も効果的な角度を決めたりする場合など幅広い分野で活用できるとして、2022年度までに1000億円規模の事業に成長させる計画。

 

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[ 2018年5月22日 ]

 

 

 

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