北海道胆振東部地震 被害総額3,675億円 被害詳細
製造、卸売り、小売りなど商工業の被害影響額は1,318億円
工場の設備損壊など商工業の直接被害は120億円
停電で廃棄した在庫などの被害が136億円。
観光影響額は356億円
9月6日発生した最大震度7の北海道胆振東部地震、道内の被害額が3,675億5100万円に上ることが3日、道のまとめで明らかになったと報道されている。
うち停電で操業できなくなったことによる製造、卸売り、小売りなど商工業の被害影響額は1318億円だった。
停電の影響による生乳・枝肉・卵の処分や商品・在庫の廃棄が136億円。
観光では、9月末までに宿泊施設のキャンセルが114万9000人に上り、交通費や飲食などを含めた観光影響額は356億円に増えた。
これまでに、農林水産業や公共土木施設などの被害が判明している。
以上、報道参照
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被害額は、まだ増え続ける。
<下記 9月25日公表分>
北海道庁は9月27日、公共土木施設や農林水産業、停電での被害額について、1827億円(25日時点)に上ったと発表していた。観光業の被害292億円を合わせると2,119億円となる。
<9月25日現在の状況>最新はまだ開示されていない。
9.6北海道胆振東部地震被災状況/道発表分
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死者
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41人
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負傷者
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689人
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全壊
|
167件
|
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半壊
|
463件
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一部損壊
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4329件
|
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避難者
|
16,649人
|
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9月25日現在
|
656人
|
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9月25日現在被害状況 調査継続中あり/道発表分
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被害
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百万円
|
総務部
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庁舎や教育施設
|
53
|
総合政策部
|
苫小牧港等損壊
|
2,482
|
環境生活部
|
水道・文化施設等
|
4,887
|
保険福祉部
|
施設等損壊
|
352
|
経済部(調査継続)
|
商工被害(継続)
|
8,208
|
農政部
|
農作物被害
|
5
|
収穫物被害(継続)
|
32
|
|
家畜被害(継続)
|
63
|
|
畜産物被害(継続)
|
2,424
|
|
営農施設被害
|
91
|
|
農協等施設被害
|
1,844
|
|
自治体施設被害
|
162
|
|
農地・施設被害
|
9,306
|
|
牧草放牧施設被害
|
1
|
|
小計
|
13,928
|
|
水産林務部
|
漁業施設
|
1,014
|
林地・治山施設
|
22,522
|
|
林道施設
|
4,775
|
|
その他
|
139
|
|
小計
|
28,450
|
|
建設部
|
河川
|
15,300
|
道路
|
64,300
|
|
橋梁
|
21,200
|
|
その他
|
23,500
|
|
小計
|
124,300
|
|
企業局
|
水力発電・工業用水道等損壊
|
128
|
教育庁
|
学校・教育施設損壊
|
調査中
|
合計
|
|
182,788
|
観光影響額
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キャンセル942千泊(継続)
|
11,725
|
観光施設69千人(継続)
|
250
|
|
フェリー・遊覧船22千人(継続)
|
40
|
|
観光バス4千人(継続)
|
374
|
|
小計
|
29,200
|
|
その他
|
航空キャンセル
|
|
フェス等イベント中止
|
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[ 2018年10月 4日 ]