アイコン 日産自取締役会、全会一致でゴーン氏らの解職を決議

 

 

日産自動車は22日開いた臨時取締役会で、代表取締役会長のカルロス・ゴーン容疑者の会長と代表取締役の解職を決議したと発表した。

また、代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の代表取締役解職も決議した。

臨時取締役会では、当初解職に難色を示していた2人のルノー派遣取締役も含め、4時間に渡り、社内調査資料に基づき説明がなされ、最後は全会一致でゴーン氏ら2人の解職を決議した。

日産は、社内調査の結果、ゴーン容疑者主導による重大な不正行為を確認したため、今回の解職を決議したとしている。

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具体的には、
(1)長年にわたり、開示される自らの報酬を少なくするために、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していた、
(2)目的を偽って、私的に日産の投資資金を支出した、
(3)私的な目的で日産の経費を支出した
という不正行為があったとした。
以上、

日産のリリース/2018年11月22日
日産自動車 取締役会の決議事項について
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は本日、本社にて取締役会を開催しました。 冒頭、本事案の重大さを確認した上で、ルノーとの長年のアライアンスパートナーシップは不変であり、日常の協力関係、協業への影響度や動揺を極力少なくしていくことが、我々の使命であることを確認しました。
以上。

 

日産自動車の取締役
1
代表取締役会長
カルロス・ゴーン
ルノーCEO 
2
代表取締役社長兼最高経営責任者CEO
西川廣人
 
3
代表取締役
グレッグ・ケリー
 
4
取締役副社長
坂本秀行
 
5
取締役
志賀俊之
 
6
取締役
ジャン・バプティステ・ドゥザン
ルノー
7
取締役
ベルナール・レイ
ルノー
8
社外取締役
井原慶子
 
9
社外取締役
豊田正和
 
・11月22日、19日ゴーんしとケリー氏の逮捕を受け、臨時取締役会を開催
・ゴーン氏の代表権と会長職を解く
・ケリー氏の代表権を解く

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[ 2018年11月23日 ]

 

 

 

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