アイコン 韓国GMの撤退も早いかも

 

 

韓国GMの今年(1~10月)の国内販売台数(7万4595台)は前年同期比▲32.3%減となっている。
10月の販売台数は韓国5大自動車メーカーで最も少ない。結局、富平・昌原・保寧工場がGMのポートフォリオで生存するためには、生産性とGMの販売力を高めるしかない。

しかし韓国GMは依然として労使問題が足かせになっている。
韓国GMの命運がかかる中型セダン「マリブ」が26日に発表されたが、全国民主労働組合総連盟(民主労総/過激派労組)金属労働組合の韓国GM支部(韓国GM労働組合)の組合員らは「労働組合と協議せずにマリブのバンパーデザインを変更した」として新車発表会場に姿を現し、発表会をブチ壊した。

GMが北米5ヶ所の工場閉鎖のほか、海外でも2ヶ所の工場閉鎖を検討している状況で、自縄自縛となる可能性が高い。

マリブが、韓国GM富平第2工場の命運を左右する核心モデル。中型SUVのキャプティバが生産中断となり、富平第2工場は稼働率が下落(▲30%)し、勤務制(2交代→1交代)も変わった。

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この工場で唯一生産している車がマリブ。結局、マリブがよく売れれば富平第2工場は回復するが、マリブが売れなければGMが富平第2工場の閉鎖まで検討する可能性がある。

韓国GM労使は研究開発(R&D)法人分離、アフターサービス(AS)センター運営方式などをめぐり絶えず衝突している。
こうした中で労働組合が、会社の核心モデルの販売にまで反対するのは、来月から組合員1人あたり3~4万ウォンを徴収して群山工場の無給休職者の生計費を支援しなければいけないのが原因だと、業界はみている。

韓国GMの労働組合は、これを使用者側が補填することを望んでいるが、すでに4月に韓国GM労使が団体協約を締結しており、これを要求するのが難しい。
以上、

韓国の工場が、今回GM本体による閉鎖工場のターゲットにならなかったとしても、このままの状態では、生産工場を韓国に置いておく必要性もなく、財務内容次第では次の閉鎖候補の最有力候補となる。
文在寅大統領を支援する民主労総の労働組合は、直接関係する会社をよほど潰したいのだろう。何でもかんでも反対だった日本の50年前の労働組合のようだ。

現在の韓国は、総合的に感情のコントロールが効かず、やることなすことすべて激しすぎる。
サムスン電子で持っている経済を、もう一度破綻させ再構築しなければ、労働組合も、財閥も、政府も、司法も、国民も、感情の赴くままにやりたい放題、コントロールが効かなくなっている。

 

撤退しなかった韓国GMの販売台数推移
 
うち韓国
世界販売
 
台数
前年比
台数
前年比
2012年
145,702
 
800,639
 
2013年
151,040
10.4%
780,518
-2.5%
2014年
154,381
2.2%
630,532
-19.2%
2015年
158,404
2.6%
621,872
-1.4%
2016年
180,275
13.8%
597,165
-4.0%
2017年
132,377
-26.6%
524,547
-12.2%
2018年1~10
74,595
-35.3%
381,826
-12.5%
・マークラインズ資料参照。

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[ 2018年11月28日 ]

 

 

 

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