アイコン さいたま記念病院の医療法人一成会(埼玉)/民事再生申請 病院も老人ホームも営業中

 

 

さいたま記念病院の医療法人一成会(埼玉県さいたま市見沼区東宮下)は、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行い、4月24日、再生手続きの開始決定を受けた。再生管財人には、綾克己弁護士(電話03-3271-5140)が選任されている。

負債額は約16億円。

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同医療法人は昭和40年10月設立された「さいたま記念病院)」の運営法人。同病院はペッド数199床の一般総合病院で、川口市にも介護老人保健施設「かわぐちナーシングホーム」を開設、平成27年3月期には約38億円の収入高を計上していた。

しかし、病院施設の老朽化、競合激化などから平成29年期は36億円の収入高になり、過去の設備投資にかかわる借入金も大きく、改修費用、一部所有不動産の売却における売却損計上などから6億円前後の累積赤字を計上、医療機器更新費用などの資金調達にも困難が生じ、ほかの医療法人の支援を受けることも決定したことから、負債を減らし財務内容の改善を図るため、今般、民事再生法の適用を申請したもの。

 
[ 2019年4月25日 ]

 

 

 

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