アイコン (株)大和産業(大阪)/自己破産へ 負債23億円

 

 

タッチパネル事業等光学デバイス製品製造の(株)大和産業(大阪府堺市堺区中安井町3-4-11、代表:原田富太郎)は5月31日事業停止、事後処理を原正和弁護士(電話06-6268-5070)にほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約23億円。

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同社は昭和50年創業のタッチパネル事業者。元々工業用ゴム製品製造からスタート、ゴム製品やプラスチック製品、光学デバイス事業などにも進出し、以前は100億円以上の売上高を計上していた。

しかし、リーマン・ショックにより業績は一変した。その後はスマホ・ゲーム機の市場拡大に乗り、タッチパネル等光学デバイス部門が拡大していた。

ところが、中国での投資事業が失敗し、撤退損から2億円以上の赤字を露呈、大口顧客から取引を停止され業績低迷、昨年には、業績不安から中国の仕入先からも取引が難しくなり、先行き見通しが立たなくなり今回の事態に至った。

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[ 2019年6月 3日 ]

 

 

 

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