アイコン 世界貿易大戦 G7バトル、世界で孤立するトランプ

 

 

米朝会談を前に欠席をほのめかしていたトランプ、急遽出席したものの、写真の有様。それぞれグレートな各国を代表している方々、WTOルール無視・米主導の一方的な2国間FTAを迫るトランプの言いなりにはならない。
しかし、今回のバトルで再びメルケル(ドイツ首相)と衝突しており、トランプはその時の気分で決定することから、自動車関税は決定的だろう。

トランプは主催国のカナダ・トルドー首相とも衝突している。
(カナダは米国と自由貿易協定のNAFTA締結国、だが6月から鉄鋼制裁を受けている、自動車メーカーの工場も多い。トヨタ2工場、ホンダ1工場、日野1工場、ビック3工場などなど・・・。カナダ式農業は米国農業会社に駆逐され・乗っ取られ、カナダの農業者団体は米に不満を持っている)

15日の中国との301条制裁問題がこじれれば、米国を相手に世界貿易大戦が報復合戦に発展することは疑いようもなく、いよいよおっぱじまる。

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米トランプは、貿易に同盟も敵も関係ないと断言している。
一挙に貿易赤字の大幅に縮小に持ち込もうとしている。米国の労働者のためとも言うが、米国の失業者は完全雇用に近い超低失業率となっている。単に中間選挙のため、人気取りのため、大統領選挙で使用したTPP批判手法を、貿易相手国に持ち出しているに過ぎない。

米朝関係は大きな問題であるが、米朝韓間の安全保障の直接の問題であり、貿易は各国の国民の生活がかかっており、次元がまったく異なり、貿易で折れることはない。

貿易でも米国に味方するのは米からの投資で成り立っている後進国のグアテマラとパラグアイだけだろうか。

安全保障外交担当の米ボルトンまで同席している。
なお、米国の経済の司令塔のクドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、心臓発作のため6月11日入院していることをトランプが明らかにした。

米国対、
NAFTAのカナダ・メキシコ、EUの独・仏・英・伊など、中国(301制裁は巨額となる)、ロシア(制裁を以前から受けている)。
韓国はFTA締結国であるが、トランプの自己宣伝になる米朝会談を誘導してくれたことから、感謝し、すべて落着しているが、新たに、韓国の輸出額№1自動車関税が持ち上がっている。
日本は、3月23日、同盟国として日本だけ鉄鋼制裁を受けている。米国と100%ともにある日本、何を言えようか。
各国にとっては戦争であり、トランプにとってはゲームなのだ。

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[ 2018年6月12日 ]

 

 

 

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