キノコ生産の(株)泰和(長野)/自己破産申請
キノコ生産の(株)泰和(長野市穂保280-3、代表:井上博登)は3月8日、申請処理を竹内喜宜弁護士(電話026-235-0885)に一任して、長野地方裁判所へ自己破産申請した。
負債額は約6億円。
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同社は昭和25年4月設立のキノコ栽培業者。種菌センター、培養センターなど生産設備を擁し、ブナシメジ、エリンギ、シイタケ、エノキなどを生産、果実や野菜の販売も行い、以前は7億円以上の売上高を計上していた。しかし、政府の低賃金政策により共稼ぎ世帯が急増、家庭での鍋料理が激減、消費低迷で、平成30年6月期の売上高は4億円台まで落ち、設備投資に過大な借入金から債務超過に陥り、資金繰りにも窮し今回の事態に至った。
[ 2019年3月11日 ]