アイコン 文正仁特別補佐官 また北への制裁緩和を持ち出す 執拗

 

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韓国の北朝鮮愛=3文トリオ(もう一人は文喜相国会議長)
その一人、文正仁大統領統一・外交・安保特別補佐官が26日、「北朝鮮が具体的な非核化進展を見せれば、国連(安全保障理事会の対北朝鮮)制裁緩和の可能性もある」と述べた。

文正仁については、東亜日報でさえ以前、「粗雑な学者の意見に力を与える特別補佐官の肩書は、外す時になった。『文特別補佐官』の話はこれ以上聞きたくない。」と記載するほど、言いたい放題の特別補佐官であり、文大統領の本音を代弁、はたまたロウソク民心の総意だと手前がってな言動を繰り返している。

「同盟を結ぶのは戦争を防ぐためだ。同盟が戦争のしくみになることを賛成する人はいないだろう」(戦争抑止力を完全無視、また同盟における経済的利益も完全無視。それも度重なる核ミサイル実験を行う2017年の北朝鮮の挑発全開時の言動だ)

「韓国の大統領が(米軍は)出て行けと言ったら、(米軍は)出て行かなければならない。」(米国へのこの脅しがその後、米政権に効いている可能性もある)

「『(韓国議員の)北朝鮮を事実上、核保有国と認める必要がある』との発言に同意する」と発言。

「条約や協定は紙切れ・・・」(今年2月、慶応大のシンポで)。

現在、米朝首脳アクセスにより、北朝鮮にとって、韓国政府の商品価値は限りなくなくなっており、韓国は何の手立てもなくしている。
特にハノイ会談後、会談直前に浮かれた情報を北朝鮮にもたらし続け、今では北朝鮮から「至らぬお節介は邪魔だ」と言われ、そのため、起死回生を図るため仕組んだ「開城工業団地」の執拗な再開要請も、あっさり米国政府から断られ続け、人道支援の米さえも北朝鮮に受け取りを拒絶される有様。

開城工業団地の再開に向け、文政権は、進出していた企業代表らを米国へ派遣したものの、見え透いた動きに米政府は無反応、進出企業が開城工業団地に設備確認のため、開城を訪問要請も北朝鮮側から無視され、糞詰まり。
開城工業団地に持ち込まれていた最新の金属加工機などは、北朝鮮の核・ミサイル開発に大いに役立ったものと見られ、開城にあるはずもなかろう。
開城に持ち込まれた大量の裁断機やミシン類は、制裁前、中国の下請けとして外貨稼ぎに大いに役立てられたと見られる。

<本文>
  文正仁は26日、「韓国・ハンガリー修交30周年記念フォーラム」で演説し、「北朝鮮が具体的な非核化進展を見せれば、国連(安全保障理事会の対北朝鮮)制裁緩和の可能性もある」と述べ、「そうなる場合、文在寅大統領が、考えるさまざまな南北間経済交流協力と開城工業団地・金剛山観光の再開も可能」と明らかにした。

文正仁は、演説後、取材陣に対し、北朝鮮ができる「非核化の具体的な進展」について「東倉里ミサイルエンジン試験施設と発射台を先制的に廃棄し、寧辺核施設を検証を通じて完全に廃棄すること」と説明した。

(これまで北朝鮮自身が廃棄すると言った範囲を踏襲しており、文政権の北朝鮮政策の限界を再確認させている。これは北朝鮮追随主義の文正仁や与党・共に民主党および大統領府の連中に蔓延る核容認論を、文大統領を代弁しているものであり、米政府はおろか国連決議にも悖り、もうそこには安全保障の観点からも、日米はじめ国際的にも異端なものとなっている。
文政権の「先制裁緩和後核廃棄誘導」は、これまでに米国から否定され続けているが、性懲りもなく、いまだ大統領特別補佐官として自論を吹聴しまくっている。

安倍政権が投げかけているものは、そうした韓国の動きそのものであり、輸出3品に対する些細な問題ではないことを含ませている)

文正仁は、「今まで北側は発言や約束をしても行動がないというのがワシントンの主張」とし、「北側が言葉と約束を越えて具体的な行動を見せれば、米国側からも前向きな反応が出てくるだろう」と話した。
北朝鮮が最近、韓国に不満を表している理由については、
「我々が8月に『同盟19-2』という米韓軍事演習をする。これは訓練ではない。軍事力が動員されるのではなく図上演習をするが、北がそれを非常に問題視している」と説明した。
続いて、「北では、米韓間の軍事演習であれ訓練であれ、それ自体が北を攻撃するための事前措置という認識が固まっている」とし、「おそらく同盟演習のため、北が敏感な反応を見せたのではないかと思う」と説明した。

また文正仁は、「韓国が米国からステルス戦闘機など最先端武器を導入することを、板門店宣言などで約束した『相互間敵対行為中断』原則を破るものと見ている」とし、「このような理由から北側は我々と接触せず、開城に連絡事務所があるが、事実上マヒ状態にある。世界食糧計画(WFP)を通じて伝えようとしていた食料を拒否するなど、韓国政府がする一連の行動に敵対的な態度を見せ、南北関係に困難がある」と話した。

(文正仁は、文大統領に対しても、このように発言することで、文政策に注文をつけたことになる。超独裁国の北朝鮮への愛から米国と早く縁を切りたくてしょうがないようだ)

文正仁は、米朝実務交渉に関し「8月の同盟演習が終われば(米朝実務交渉が)また稼働するとみていて、そこで韓国政府が大きな役割をする」とし、「2018年の希望の光が消えたとは考えていない」と強調した。

文正仁は、「両首脳がトップダウンで『実務者会談をしよう』と述べただけに、しない理由はないうえ、北の立場でも基本的に対話を望んでいる」とし、「米韓軍事演習という問題が解決すれば米朝実務接触があるはず」という見方を示した。
以上、本文は韓国紙参照

文正仁自身が、南北関係は「希望の光」が消えかかっていると認識しているようだ。実際、米朝直接会話が推進されるなか、韓国はすでにお役御免、役割を終えている。
最初からお近づきの印に何でもプレゼントしてしまい、もうプレゼントするものが国連監視下なくなったのも事実。(もしも国連制裁決議がなかったら、文政権は、今頃、米軍も追い出し、金委員長のいいカモになっていたかもしれない。誰が否定できようか)


文正仁はじめ大統領府・与党議員の面々は、北朝鮮愛から北朝鮮の核を容認し、核の脅威さえ感ぜず、北朝鮮に対する国連制裁さえ、受け入れられるべきものではなかったかのような言動を続けている。
北朝鮮は、韓国が北朝鮮から再び偽装密輸石炭でも大量に購入しない限り、韓国に対して商品価値をなくしたままだろう。

制裁緩和は、最低条件の前提条件に、「(北朝鮮が国連機関の検証付きで)核爆弾や核関連施設の完全開示地図」と「核完全廃棄のスケジュール」の国連への提出だろうか。国連の検証後、少し緩和となるぐらいだろう。

 

[ 2019年7月28日 ]

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