台湾で橋落下 死傷者多数 その瞬間映像
台湾北東部の宜蘭県で漁港にかかるアーチ型の橋が突然、崩落した事故で、下敷きになった漁船から外国籍の乗組員とみられる2人の遺体が見つかった。
漁船にはまだ数人が閉じ込められているとみられ、台湾当局は捜索を急いでいる。
1日午前、宜蘭県蘇澳で漁港にかかる全長140メートルのアーチ型の橋が突然崩落し、橋を通っていたタンクローリーが落下したほか、橋の下の港に停泊中だった漁船3隻も下敷きになった。
この事故で、タンクローリーの運転手や漁船の乗組員など合わせて12人がケガをして病院に運ばれ、行方不明となっている外国籍の乗組員6人の捜索が夜通しで行われた。
こうした中、消防当局によると、1日夜遅く、下敷きになった漁船の近くで乗組員とみられる2人の遺体が見つかったという。
別の漁船には、さらに乗組員4人が閉じ込められていると見られ、船内の捜索を急いでいる。
橋は1998年に建設されたもので、地元メディアが交通当局の話として伝えたところによると、片側の橋脚が倒れたあとに橋桁が落下したとみられるということで、当局は事故の詳しい原因を調べている。
以上、
[ 2019年10月 2日 ]