（株）エス・ピー・シー、（株）グリーンチケット（大阪）／破産手続き開始決定　新型コロナ関連倒産

クリーニング・リネンサプライの（株）エス・ピー・シー（所在地：大阪府池田市住吉2丁目＊＊＊　）と（株）グリーンチケット（所在地：大阪府池田市住吉2丁目＊＊＊　）3月9日付、大阪地裁において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。

負債総額は2社合計で約３．８億円。

（株）エス・ピー・シーの資本金は３５００万円、（株）グリーンチケットが２０００万円。

（株）エス・ピー・シーは平成９年３月に設立、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあり事業を断念、今回（株）グリーンチケットとともに倒産の事態となった。

破産管財人には、松岡潤弁護士が選任されているとのこと。

財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年6月10日午後1時50分。

事件番号は令和3年(フ)第742号・第743号となっています。

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破綻企業　要約
1	破綻企業名	（株）エス・ピー・シー
2	本社地	大阪府池田市住吉２－１３－２３、
3	代表	倉田士
4	設立	1997年3月
5	資本金	3500万円
6	業種	クリーニング、書籍屋運営
7	売上高	2009年8月期、約１７億円
8	関連会社	（株）グリーンチケット(同、同)同時に破産
9	破綻日	3月10日
10	申請裁判所	大阪地方裁判所
11	破綻状況	破産手続きの開始決定
12	破産管財人	松岡潤弁護士（中之島法律事務所)
12	破産管財人	電話：０６－６２２３－７７８８
13	負債額	（株）エス・ピー・シーは約３．５億円
13	負債額	（株）グリーンチケットは僅少
14	破綻内容	同社はクリーニング店を営みFC展開も行っていた。また「宝書店」も経営しFC含め15店舗以上展開していた。しかし、その後はネット普及で書籍販売は淘汰され撤退、2019年からはクリーニング業に専念していたが、新コロナにより旅館やホテル、飲食店などからのクリーニングが激減、金融機関も書籍撤退からの負債もあり支援してくれず、同社は資金繰りを悪化させ、今回の破産申請となった。

[ 2021年3月19日 ]