大型アパレル倒産 メンズカジュアル衣料卸の「ガゼール」/民事再生申請 <岐阜・羽島郡> 負債19億円
メンズカジュアル衣料卸の(株)ガゼール(所在地:岐阜県羽島郡岐南町伏屋5-1 代表:加藤公英)は6月29日、東京地裁において民事再生法の適用を申請したことがわかった。
負債総額は約19億円。
資本金は6980万円、従業員は40名。
同社は昭和23年4月に創業、昭和26年7月法人化へ。
新型コロナの影響で業績が悪化する中、主力取引先が倒産し、自力での事業継続を断念、今回の事態となった。
申請代理人はさくら共同法律事務所の渡辺和也弁護士(電話番号:03-6384-1120)ほかが任命されている。
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破綻要約版 |
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破綻企業名 |
(株)ガゼール |
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本社地 |
岐阜県羽島郡岐南町伏屋5-1 |
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代表 |
加藤公英 |
4 |
設立 |
1951年7月 |
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資本金 |
6980万円 |
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業種 |
メンズアパレル製品卸会社 |
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売上高 |
以前のピーク期、約90億円 |
2021年2月期、約20億円 |
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破たん |
2021年6月29日 |
民事再生申請 |
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裁判所 |
東京地方裁判所 |
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申請代理人 |
渡辺和也弁護士(さくら共同法律事務所) |
電話:03-6384-1120 |
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監督員 |
未定 |
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負債額 |
約20億円 |
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破綻事由 |
同社は、企画提案力を武器に全国のメンズ専門店や量販店へ卸、OEM製品も扱うなどして販路を構築していた。しかし、バブル崩壊以降、不景気到来、安価な海外製の流入などにより徐々に売上高を減らし続けてきた。 そうした中、今般の新コロナにより顧客の販売高が大幅減少、連れて同社の売上高も減少、さらに、大口仕入先の1社であるコイケが今年5月民事再生で経営破たん、仕入先に困難をきたす事態に陥り、財務内容を改善して再出発するため、今回の民事再生の申請となった。 |