追報:木曽 (有)駒の湯(長野)/自己破産へ 事業分割で7月にも再オープンへ
既報。温泉旅館経営の(有)駒の湯(所在地:長野県木曽郡木曽町福島***)は5月31日、事業を停止して破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約3.5億円。
スクロール→
破綻要約版 |
||
1 |
破綻企業名 |
(有)駒の湯 |
2 |
本社地 |
長野県木曽郡木曽町福島47-2 |
3 |
代表 |
原祥一 |
4 |
設立 |
1973年10月 |
5 |
創業 |
1897年 |
6 |
資本金 |
500万円 |
7 |
業種 |
温泉旅館「駒の湯」経営 |
8 |
破たん |
2021年5月31日 |
自己破産へ |
||
9 |
代理人弁護士 |
西村賢弁護士(法律事務所Comm&Path) |
電話:03-6264-2977 |
||
10 |
裁判所 |
未定 |
11 |
負債額 |
約3億円 |
12 |
破綻事由 |
同社は木曽古道 ぬくもりの宿「駒の湯」として知られる老舗温泉旅館。客室数は16室と限られ団体客より個人客中心の集客だった。 しかし、バブル崩壊、リーマンショックから消費不況が続き、同社の売上不振は続いてきた。 宿泊旅館はインバウンド効果に好調に見えても一部の観光地であり、多くの観光地の温泉旅館では不振は続いている。 そうした中、発生した新コロナ惨禍により、同旅館の集客はさらに落ち込み、今回の事態に至った。 同社では今後、事業を分割し、当旅館等の事業を新設会社に譲渡して、7月中に再オープンする予定となっているという。 |