織物製造の「天池合繊」/自己破産、倒産へ <石川> 新型コロナ関連
織物製造の天池合繊(株)(所在地:石川県七尾市国下町ト部59-1 代表:天池源受)は6月18日、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約3.5億円。
資本金は5000万円。
同社は昭和31年1月に創業、昭和40年3月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって事業を断念、今回の事態となった。
担当弁護士は、坂井法律事務所の坂井美紀夫弁護士(電話番号:076-264-1330)ほかが任命。
なお同社のブランドである「天女の羽衣」や事業などは別会社へ移譲されている。
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破綻要約版 |
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破綻企業名 |
天池合繊(株) |
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本社地 |
石川県七尾市国下町ト部59-1 |
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代表 |
天池源受 |
4 |
設立 |
1965年3月 |
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資本金 |
5000万円 |
6 |
業種 |
織物製造業者 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約4億円 |
2019年12月期、約2億円 |
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8 |
破たん |
2021年6月18日 |
事後処理を弁護士一任/自己破産へ |
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代理人弁護士 |
坂井美紀夫弁護士(坂井法律事務所)ほか |
電話:076-264-1330 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約3.5億円 |
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破綻事由 |
同社は衣料用から産業資材用まで幅広い織物を製造していた。極細繊維の織物など開発し、海外へも販路を広げてきた。しかし、収益性は薄く、厳しい経営が続く中、今般の新コロナにより、アパレル業界の売上高は激減、その影響から同社の受注も激減し、先々の見通しも立たず、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。 |