追報:建具工事の「市川工芸」/破産手続き開始決定 <大阪・泉北郡>
続報。建具工事の市川工芸(株)(所在地:大阪府泉北郡忠岡町忠岡北1丁目*** )は6月16日付、大阪地裁において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。
停止時の負債総額は約1億円。
同社は、昭和8年4月創業、昭和48年3月に法人化へ、業績が低迷する中、事業を断念、今回倒産の事態となった。
事件番号は令和3年(フ)第2232号となっています。
既報記事
市川工芸(株)(大阪)/自己破産へ
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破綻要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
市川工芸(株) |
2 |
本社地 |
大阪府泉北郡忠岡町忠岡北1-9-38 |
3 |
代表 |
市川敬三 |
4 |
設立 |
1973年3月 |
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創業 |
1933年 |
5 |
資本金 |
100万円 |
6 |
業種 |
木製建具製造 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約12億円 |
2019年9月期、約5億円/赤字 |
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8 |
破たん |
2020年9月 |
事業停止 |
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2021年6月16日 |
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破産手続きの開始決定 |
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9 |
破産管財人 |
塩路広海弁護士(塩路法律事務所) |
電話:06-6634-5881 |
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裁判所 |
大阪地方裁判所 |
11 |
負債額 |
約7億円 |
12 |
破綻事由 |
同社は老舗の木製建具業者。ゼネコンやデベロッパーから受注し、マンション向けの木製ドア、クローゼット、襖など製造していた。過去、不良債権などの発生により財務内容を悪化させ民事再生を申請した業暦があり、2009年には終結させていたものの、経営状態は厳しく、その後の競争激化、採算性の悪化、材料費や外注費などの高騰などから、さらに経営不振に陥り、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。 |