アイコン 国産ドローンメーカーの「エンルート」/特別清算開始命令 <東京・港区> 負債17億超


国産ドローンメーカーの(株)エンルート(所在地:東京都港区赤坂1丁目*** 代表清算人:藤本知哉)は6月18日付、東京地裁において特別清算開始命令を受けました。官報より参照。

負債総額は約17.7億円。

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同社は2006年に設立した国産ドローンメーカー、2021年6月3日の臨時株主総会にて解散を決議し、今回の措置となった。

なお事業は別会社に移譲されているとしている。
 

事件番号は令和3年(ヒ)第2044号となっています。

 


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破綻 要約版

 

1

破綻企業名

(株)エンルート

 

2

本社地

埼玉県朝霞市北原2-4-23

 

3

本店登記

東京都港区赤坂1-8-1

 

4

代表者名

代表清算人:藤本知哉弁護士

 

5

設立

2006年10月

 

6

資本金

4億9600万円

 

7

業種

ドローン製造

 

8

売上高

2016年9月期、約6億円

 

9

破綻

2021年6月18日

 

特別清算

 

10

裁判所

東京地方裁判所

 

11

負債額

約17億円

 

12

破綻内容

同社はラジコン製造からスタートしたドローンの製造会社。2016年にはスカパーJSATの傘下に入り、事業展開するもドローンブームだけで現実の利用は進まず、同社は開発費に膨大な費用をかけるものの、売上高は上昇せず、はたまた農水省の委託事業で、事業費の不正使用が発覚し信用失墜、負債も大きく経営不振もあり、事業を関連会社に譲渡して、同社は解散を決議していた。

 

13

農水省

令和2年11月13日
農水省は、株式会社エンルートから委託研究費の不正使用等に関する報告を受け、当省からの委託事業において研究費の不正使用等が行われていたことを確認した。このため、同社に対し、当該研究費の返還を命じるとともに、本日付けで当省所管の委託研究事業等の指名停止措置を講じた。

 
 
 
 
 

[ 2021年6月30日 ]
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