チタン加工 (株)昭和(奈良)/自己破産へ 負債17億 新型コロナ関連倒産
チタン加工業の(株)昭和(所在地:奈良県生駒市北田原町2443-1 代表:高安輝樹)は6月1日、同日までに事業を停止し、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約17億円。
資本金は9185万8900円。
同社は昭和42年1月に設立、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあってさらに悪化、事業の改善に努めていたものの実らず断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士は、奏和法律事務所の高松直樹弁護士(電話番号:06-6348-2015)となっている。
ネット上では「ここ特許をかなりもってたよね、残念」「こういう所でも倒産するのか、明日は我が身と知る」「これもコロナ関連?コロナが無ければ大丈夫だったのかね」などの声があがっている。
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破綻要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)昭和 |
2 |
本社地 |
奈良県生駒市北田原町2443-1 |
3 |
代表 |
高安輝樹 |
4 |
設立 |
1967年1月 |
5 |
資本金 |
9185万円 |
6 |
売上高 |
以前のピーク期、約17億円 |
2020年1月期、約9億円 |
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7 |
業種 |
チタン加工 |
8 |
破たん |
2021年6月1日 |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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9 |
代理人弁護士 |
高松直樹弁護士(奏和法律事務所) |
電話:06-6348-2015 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約17億円 |
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破綻事由 |
同社は熱交換器や圧力容器、電極などに用いられるチタンの加工業者。多くの特許技術を持ち高く評価されていた。しかし、受注する機械や部品の製造業者が日本の製造業の衰退、海外工場移転により、同社は受注減少、売上高の減少が続き、新規受注も限られ、経営不振に陥り、過去の設備投資に伴う借入金も大きく、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。 |