スマートホテル運営 (株)TRASTA(東京)/破産手続き開始決定 新型コロナ関連倒産
スマートホテル運営の(株) TRASTA(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-5 代表:木地貴雄)は6月2日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約22.2億円。
資本金は1000万円。
帝国データバンクなどによれば、同社は現在東証1部の(株)インターアクションが、平成17年6月に設立、平成30年2月に現商号に。
スマートホテルとして投資家に販売、同社が運営を行い、「STAY in the City AMEMURA」・「STAY Vintage NAKAZAKI」・「住亭」など5施設まで拡大していた。
しかし、人件費や諸経費、借入金の負担などにより2017年5月期から営業段階から3期連続で赤字が続く中、新型コロナの影響もあって業績が低迷、10月末にも全従業員を解雇し、営業活動を停止、同社の動向が注目されていた。
破産管財人は蒲野綜合法律事務所の松村一宏弁護士(電話番号:03-5544-9841)が選任されている。
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破綻要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)TRASTA |
2 |
本社地 |
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-5 |
3 |
代表 |
木地貴雄 |
4 |
設立 |
2005年6月 |
5 |
資本金 |
1000万円 |
6 |
業種 |
IOTを組み込んだスマートホテルの運営と販売 |
7 |
運営ホテル |
「住亭」 |
「STAY in the City AMEMURA」 |
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「STAY Vintage NAKAZAKI」など |
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8 |
売上高 |
以前のピーク期、約12億円 |
2019年5月期、約4億円 |
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9 |
破たん |
2021年6月2日 |
破産手続きの開始決定 |
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10 |
破産管財人 |
松村一宏弁護士(蒲野綜合法律事務所) |
電話:03-5544-9841 |
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11 |
裁判所 |
東京地方裁判所 |
12 |
負債額 |
約4億円 |
13 |
破綻事由 |
同社は(株)インターアクションの子会社として設立されたが、MBOで独立、光センサー技術を有しており、その後はIOTと組み合わせ、スマートホテルの開発および投資家への販売、ホテル運営を行っていた。しかし、新コロナによりホテル事業が急激に窮地に陥り、昨年秋に全従業員を解雇してその後の成り行きが注目されていた。 |