追報:美顔ローラーの(株)「ファイブスター」/民事再生申請 <大阪市> 新型コロナ関連倒産
続報。美容・健康商材卸業の(株)ファイブスター(所在地:大阪市中央区北久宝寺町3-6-12 代表:浅野剛)は7月21日、大阪地裁において民事再生法の適用を申請した。
負債総額は約10億円。
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破綻 要約版 |
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破綻企業名 |
(株)ファイブスター |
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本社地 |
大阪市中央区北久宝寺町3-6-12 |
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代表 |
浅野剛 |
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設立 |
2007年8月 |
5 |
資本金 |
3000万円 |
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業種 |
化粧品、美容器具、健康食品、雑貨の卸販売業 |
7 |
売上高 |
2017年3月期、約15億円 |
2019年3月期、約9億円 |
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8 |
破たん |
2021年7月21日 |
民事再生法の適用申請 |
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裁判所 |
大阪地方裁判所 |
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申請代理人 |
西村啓弁護士(スター綜合法律事務所)ほか |
電話:06-6360-7020 |
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監督員 |
増田勝久弁護士(増田・飯田法律事務所) |
電話:06-6361-1182 |
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負債額 |
約10億円 |
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破綻事由 |
同社は女性用の化粧品や美顔ローラー、フェイスマスクなどを扱うほか、健康食品なども扱っていた。専門店や商社へ卸販売のほか、直営店でも展開していた。 しかし、競争激化で採算性を悪化させ、東京事務所を撤退、顧客も一部離れる中、昨年からの新コロナの影響で、女性の化粧が減り、また納品先の専門店等の売上高も減り、同社の売上高は減少していた。 さらに取り扱っている美顔ローラーが、(株)MTGなどから特許権侵害訴訟を受け、今年4月に4億円超の支払い命令も受け、同社は資金繰りを急悪化させ、今回の措置となった。 一定の売上高を確保するための販売先がある以上民事再生は可能だろう。 |