神社仏閣建築の「高橋建設」/自己破産申請 <岐阜・揖斐郡>
建築工事の高橋建設(株)(所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町脛永***)は7月1日、岐阜地裁において自己破産を申請した。
負債総額は約4億円。
資本金は3000万円。
同社は昭和20年10月に創業、昭和42年10月に法人化へ、業績が低迷する中、事業を断念、今回の措置となった。
担当弁護士には弁護士法人ぎふコラボ従たる事務所いけだ法律事務所の笹田参三平弁護士(電話番号:0585-52-9891)が任命されている。
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破綻 要約版 |
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破綻企業名 |
高橋建設(株) |
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本社 |
岐阜県揖斐郡揖斐川町脛永1055 |
3 |
代表 |
高橋知行 |
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設立 |
1967年10月 |
5 |
創業 |
1945年 |
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資本金 |
3000万円 |
7 |
業種 |
建築業 |
8 |
売上高 |
過去のピーク期、約10億円 |
2020年9月期、約1億円 |
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9 |
破たん |
2021年6月30日 |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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代理人弁護士 |
笹田参三弁護士(弁護士法人いけだ法律事務所) |
電話:0585-52-9891 |
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負債額 |
約4億円 |
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破綻事由 |
同社は木造建築会社で住宅のほか神社仏閣なども数多く手がけていた。しかし、ハウスメーカーとの受注競争激化、プレハブ住宅やローコスト住宅の台頭、神社仏閣も檀家不足などで明治時代に建築された多くの寺院の改築も進まず、同社は経営不振が続いていた。
こうした技術を持つ建築会社は後世のためにも残すのが政治だろうが、政治家は現世しか見ず、ハゲタカ竹中経済を推進している。残念。 |