老舗のアパレル卸業の「三洲」/自己破産、倒産へ <名古屋市> 新型コロナ関連
アパレル製品卸の(株)三洲(所在地:愛知県名古屋市西区花の木3-1-7 代表:塚田耕司氏ほか)は6月30日、事業停止して、破産申請に向けた事後処理をに一任した。
負債総額は約6億円。
以下倒産要約。
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破綻 要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)三洲 |
2 |
本社 |
愛知県名古屋市西区花の木3-1-7 |
3 |
代表 |
塚田耕司 |
4 |
設立 |
1981年5月 |
5 |
創業 |
1940年 |
6 |
資本金 |
3000万円 |
7 |
業種 |
アパレル製品卸 |
8 |
売上高 |
過去のピーク期、約21億円 |
最近期、約6億円 |
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9 |
破たん |
2021年6月30日 |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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代理人弁護士 |
勝又賢吾弁護士(ベリーベスト法律事務所)ほか |
電話:052-589-6866 |
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負債額 |
約6億円 |
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破綻事由 |
同社は自社企画品を中国や東南アジアの業者に製造委託して、自社の販売ルートや商社経由で専門店や量販店へおろしていた。しかし、安価な海外品の流入や消費不況、ファストファッションの対等などで売上高が減少し続け、今般の新コロナでは何回も発せられる規制により卸先の販売店の売上高が大幅減少し、同社の売上高も急減し、大幅赤字から財務内容を悪化させていた。そうしたところに、仕入先でもある(株)コイケが5月に負債額約65億円を抱え民事再生を申請して経営破たん、同社も今回の措置に至った。 |