月刊マリンダイビングの「水中造形センター」/自己破産、倒産へ <東京・千代田> 新型コロナ関連倒産
出版社の(株) 水中造形センター(所在地:東京都千代田区麹町1-7、代表:舘石哲見)は7月12日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約2億円。
資本金は4800万円。
同社は昭和33年に創業、昭和52年12月に法人化へ。
近年の出版不況により業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって事業を断念、今回倒産の事態となった。
なお、担当弁護士には宮之原陽一弁護士(電話番号:03-6869-7171)が任命されている。
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破綻 要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)水中造形センター |
2 |
本社 |
東京都千代田区麹町1-7 |
3 |
代表 |
舘石哲見 |
4 |
設立 |
1977年12月 |
5 |
業種 |
スキューバダイビング専門誌発行およびダイビングツアーの旅行業者 |
6 |
売上高 |
以前のピーク期、約13億円 |
2020年9月期、約4億円 |
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7 |
破たん |
2021年7月12日 |
事業停止/弁護士一任/自己破産申請の準備中 |
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8 |
裁判所 |
未定 |
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代理人弁護士 |
宮之原陽一弁護士(宮之原法律事務所) |
電話:03-6869-7171 |
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10 |
負債額 |
約2億円 |
11 |
破綻事由 |
同社はスキューバダイビング専門月刊誌「マリンダイビング」発行のほか、スキューバダイビングツアーを企画運営していた旅行業者。 以前は13億円以上の売上高を計上していたこともあったが、アベノミクス下、賃金が上がらない中、消費税増税が続き、久しく消費不況に陥り、同社の売上高も漸減、経営不振に陥り、資金繰り多忙状態に至っていた。今や金持ちだけのダイビングではないのだが、庶民に余裕がなくなり、再び金持ちだけの遊びになってしまったようだ。 |