さつま揚げ製造販売の「玖子貴」/破産手続き開始決定 <鹿児島・日置市> 新型コロナ関連倒産
さつま揚げ製造販売の(有)玖子貴(所在地:鹿児島県日置市日吉町神之川853番地2*** )は7月8日付、鹿児島地裁において破産手続きの開始決定を受けました。官報より参照。
負債総額は約5億円。
資本金は450万円。
同社は平成7年12月に設立、業績が低迷する中、新型コロナが追い打ちとなって事業を断念、今回倒産の事態となった。
なお、事業は別会社が継承し営業を続けている。
破産管財人には、白鳥努弁護士が選任されているとのこと。
財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和3年10月28日午後2時。
事件番号は令和3年(フ)第245号となっています。
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破綻 要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
(有)玖子貴 |
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本社地 |
鹿児島県日置市日吉町神之川853-2 |
3 |
代表 |
田中猛 |
4 |
設立 |
1995年12月 |
5 |
資本金 |
450万円 |
6 |
業種 |
さつま揚げ製造販売会社 |
7 |
売上高 |
2018年9月期、約4.5億円 |
2020年9月期、約3億円 |
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8 |
破たん |
2021年7月8日 |
破産手続きの開始決定 |
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9 |
裁判所 |
鹿児島地方裁判所 |
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破産管財人 |
白鳥努弁護士(弁護士法人白鳥法律事務所) |
電話:099-227-2655 |
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負債額 |
約4.5億円 |
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破綻事由 |
同社は、鹿児島県のソウルフード「るさつま揚げ」の製造販売会社。同社は鹿児島・福岡・東京円に出店し、業績を向上させてきたが、消費増税に伴う消費不況などから売上不振に陥り、材料の高騰、設備投資負担も重く、業績を悪化させていた。そうした中、新コロナにより、JR各駅の客が大幅減少、同社は更なる売り上げ不振に見舞われ、先行きの見通しも立たず、今回の事態に至った。 なお、関連の(株)INDEX 本社地:鹿児島県日置市)によりJR鹿児島と博多の駅店舗は引き続き営業されている。 |