アイコン 追報:機内食卸の「ムツミグローバルフーズネットワーク」、「フードリンケージ」/破産開始、倒産へ <東京・千葉> 新型コロナ関連倒産


続報。2月10日に事業停止していた、機内食向け食材卸の(株)ムツミグローバルフーズネットワーク(所在地:東京都中央区勝どき6-3-2 代表:吉江智香子)と関連で食品加工販売業の(株)フードリンケージ(所在地:千葉県八街市八街ほ427-1 同代表)(株)フードリンケージ(所在地:千葉県八街市八街ほ427-1 )は7月16日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は2社合計で約48億円。

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(株)ムツミグローバルフーズネットワークは平成19年7月に設立、新型コロナの影響で業績が急激に悪化し事業継続を断念、(株)フードリンケージとともに今回の処置となった。

破産管財人は井上裕明弁護士(東京都千代田区二番町3-5、半蔵門総合法律事務所、電話03-3239-0011)が選任されている。

破産債権の届出期間は令和3年8月20日まで。

 


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破綻 要約版

1

破綻企業名

(株)高度介護施設運営管理センター

2

本社地

石川県金沢市有松3-1-10

3

代表

大嶋三郎

4

設立

2017年10月

5

資本金

7500万円

6

業種

住宅型有料老人ホームの経営

7

売上高

 

8

破たん

2021年6月30日

運営施設閉鎖/実質的な事業停止

9

裁判所

 

10

物件管理の代理人弁護士

中西祐一弁護士(中西祐一法律事務所)

電話:076-256-5413

11

負債額

約11億円

12

破綻事由

同社は医療型高度介護施設「ケア科学センター」の「有松ステーション」と「若宮ステーション」を開設、各種センサーやロボットにより入居者を集中管理するシステムを構築、今後というときの昨年1月からの新コロナ事態に、高齢者の入居は進まず、人手不足から、経費は増加、施設不動産の一部を賃貸で行っていたことから家賃負担も加わり大赤字になり、今回の事態に至った。

以下、私見。

同社は施設閉鎖にいたっていることからして民事再生ではなく、今後、同社は所有部分の不動産を処分して、清算するものと見られる。負債額が大きく残り、債権者との話し合いがまとまらなければ、その後、破産に至る可能性もある。

 

新型コロナウイルスは、これまでに日本人を1.5万人以上もしに至らしめ、産業にも大きな影を落とし続けている。疫病との戦争、そうした認識はほとほとない内閣府の政治家たち。ウイルスとお友達になりたいようだ。With Coronaは国会議事堂の中だけにしてもらいたい。

 

ワクチンは12歳から65歳未満の一般接種が進んでおらず、全体で40%の接種に達してもデルタ株には負け、感染は拡大する。

一般接種の1回以上が50%をクリアするか、一般接種の2回完了が30%をクリアすれば、感染者は減少していくものと見られる。

7月28日現在、すでに医療関係者や高齢者に対する接種は、2回接種完了者が、医療関係者では90%、高齢者でもほぼ70%に達している。

残るは一般接種(12~64歳)であるが、1回以上の接種者数が17%前後、2回完了はまだ4%前後に過ぎず(7/28の首相官邸の更新分)

眼下一番感染している世代でもあり、ワクチン接種のスピードと感染拡大との関係になっている。

 

ファイザー製ワクチンは1回接種後、3週間を経て2回目接種を行い、2回目から2週間後に中和抗体は発表どおり形成される。その間は感染するリスクと感染して人様に感染させるリスクがある。

 

[ 2021年7月29日 ]
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