アイコン 負債21億超 ファンシーポケット原宿店、ほっぺちゃんの「サン宝石」/民事再生申請 <山梨> 新型コロナ関連倒産


アクセサリー・雑貨小売の(株)サン宝石(所在地:山梨県中央市山之神流通団地1-7-1 代表:渡辺洋)は8月27日、甲府地裁において民事再生法の適用を申請した。

負債総額は約21.7億円。

資本金は2000万円。

スポンサーリンク
 
 

同社は昭和40年6月創業、昭和54年10月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって自力での再建を断念、今回の措置となった。事業は継続中。

申請代理人には御山義明弁護士(電話番号:03-6225-2557)が、監査委員には「丸山公夫法律事務所」の柴山聡弁護士(電話番号:055-235-1731)となっている。

 


スクロール→

破綻 要約版

1

破綻企業名

(株)サン宝石

2

本社地

山梨県中央市山之神流通団地1-7-1

3

代表

渡辺洋

4

設立

1979年10月

創業

1965年

5

資本金

2000万円

6

業種

雑貨販売の「ファンシーポケット」全国展開会社

オリジナルキャラクター「ほっぺちゃん」

7

店舗

原宿店など。楽天・ヤフー・アマゾンにてネット販売

8

売上高

以前のピーク期、約40億円

2020年9月期、約5億円

9

破たん

2021年8月27日.

民事再生法の適用申請

10

裁判所

甲府地方裁判所

11

申請代理人

御山義明弁護士(御山義明法律事務所)

電話:03-6225-2557

12

監督員

柴山聡弁護士(丸山公夫法律事務所)

電話:055-235-1731

13

負債額

約20億円

14

破綻事由

同社はアクセサリーや雑貨など販売する「ファンシーポケット」店を44店舗全国展開していた会社。2013年期には40億円以上の売上高を計上していたが、アベノミクス下の消費税増税とリストラを伴う非正規雇用の急増などにより、子供のお小遣いが激減、同社の売上高は2016年期には21億円台まで減少し、不採算店舗などを閉鎖してきた。しかし、閉鎖に伴い売上高はさらに落ち込み、店舗撤退損などから財務内容も悪化させていた。この間、ネット販売に注力したものの、新コロナ惨禍により、店舗売上高がさらに落ち込み、業績が急悪化、資金繰りにも窮し、新コロナ後に期待し、財務内容を抜本的に改善させ再建するため、また、スポンサーとも調整中であり、今回の申請となった。

なお、民事再生申請のため、営業は継続して行われている。

[ 2021年8月30日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧