石油卸の「中央興産」ほか1社/破産手続き開始決定 <北九州> 新型コロナ関連倒産
石油卸の中央興産(株)(所在地:福岡県北九州市若松区浜町1***)と、関連の千石物産(株)(同所、同代表)は9月14日、福岡地裁小倉支部において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は2社合計で約11.7億円。
中央興産(株)の資本金は3150万円。
同社は昭和23年3月に設立、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあって事業を断念、今回千石物産(株)とともに倒産の事態となった。
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破綻要約 |
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破綻企業名 |
中央興産(株) |
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本社地 |
福岡県若松区浜町1-19-9、代表 |
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代表 |
千々和耕助 |
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関連会社 |
千石物産(株)(同、同/ガソリンスタンド) |
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設立 |
1948年3月、 |
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資本金 |
3150円 |
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業種 |
石油類卸業 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約35億円 |
2021年3月期、約12億円 |
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破たん |
2021年9月14日、 |
破産手続きの開始決定 |
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申請代理人 |
松尾達也弁護士(弁護士法人リベラ) |
電話:093-521-6023 |
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破産管財人 |
裁判所選任中 |
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裁判所 |
福岡地裁小倉支部 |
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負債額 |
中央興産(株)が10億円 |
千石物産(株)が約1億円 |
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破綻事由 |
中央興産(株)は主に船舶向けに石油類を販売するほか、同業者への卸販売も手がけていた。しかし、競争激化で卸販売が大幅に減少、同社の販売は激減、昨今の原油価格の高騰、新コロナによる販売減などから経営不振に至り、資金繰りにも窮し今回の事態に至った。 千石物流は連鎖した。 |