アイコン 負債30億超 プラスチック成形加工の「日本クラント」が民事再生へ <栃木> 新型コロナ関連倒産


樹脂製品製造業の(株)日本クラント(所在地:栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち5-3-23、代表:小森治)は10月4日、宇都宮地裁において民事再生手を申請した。

負債総額は約32億円。

資本金は300万円、従業員が34名。

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同社は平成元年4月創業、平成10年7月設立、設備投資してすぐにコロナ禍となり、その影響で業績が悪化、自力での事業再建を断念し、今回の民事再生の措置を選択した。

営業は継続中。

申立代理人には高井章光弁護士(電話番号:03-3519-7800)ほかが任命されている。


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破綻 要約版

1

破綻企業名

(株)日本クラント

2

本社地

栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち5-3-23

3

代表

小森治

4

設立

1998年7月、、

5

創業

1989年、

6

資本金

300万円、

7

業種

雑貨用やパチンコ機器用、自動車部品用などのプラスチックの成形加工会社

8

売上高

売上高のピーク期、約15億円

2020年1月期、約7億円

9

破たん

2021年10月4日.

民事再生法の適用申請/財産の保全命令

10

申請弁護士

髙井章光弁護士(髙井総合法律事務所)

電話:03-3519-7800

11

監督員

未定

 

12

裁判所

宇都宮地方裁判所

13

負債額

約30億円

14

破綻事由

同社はプラスチックの成形加工品の一貫生産会社。成形加工の各種機械のほかレーザー加工機、塗装ライン・印刷機械まで有し、化粧品等雑貨用、パチンコ機器用、自動車部品用などの多種のプラスチック成形加工品の一貫生産を行っていた。しかし、今般の長期にわたる新コロナ惨禍により、同社は受注が大幅に減少し続け、資金繰りが急悪化、過去の設備投資にかかわる借入額も大きく、抜本的に財務を立て直すため、今回の申請となった。

なお、民事再生申請であり、業務は継続して行われている。

 

[ 2021年10月 7日 ]
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